毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

裏庭

今年も早い物でもう11月。

日に日に夕暮れが早くなり、朝が遅くなる。

朝は吐く息も白くなり、郷の紅葉も徐々に落葉し。

庭の植木の手入れもひとまず終わり、

年末を感じるには十分すぎるイベントが終わっていく。

 

そんな中、手入れを済ませ、さっぱりした植木や垣根の中を、

来る厳しい冬に向け、せっせと野鳥たちがせわしなく行き交う。

そんな姿を昨年までは、見るだけしかなかったものの、

今年はカメラのお陰で、撮る楽しみができた。

望遠利かせて撮る野鳥は、遠すぎて肉眼では確認できない個体も、

確認できてしまうので、あれはスズメだろうと撮った正体は

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ジョウビタキだったり。

今度こそスズメだろうと撮った写真が、

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まさかの電線にとまるメジロだったり、

今度こそスズメだろうと撮ったのが、

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今度こそスズメだったり。

七転八倒、すったもんだしながらも、

難しくも楽しい時間を過ごしております。

僕にカメラを託してくれた友人も、

そんな楽しみを分けてくれたのかなぁ、

なんて最近徐々に楽しさが増してきた写真を撮りながら、

晩秋の青空の元、友人に改めて感謝する休日でした。

紅に染まる葉

紅葉の前線が、春の桜前とは逆に南下していくと共に、

標高低いところへ、そしてやがて郷へと、

ゆっくりその範囲を広げて行く。

庭のドウダンツツジが色づき始める頃に、

家から見える山が雪化粧をした。

季節の移り変わり、やがて郷にも冬の知らせが届くのも、

そう遠くないことだろう。

 

休日に家族を連れてちょっと遠出をすると、

そこは10度を下回る気温に、肌寒いを通り越し、

すでに冬を感じさせられた。

色づくモミジも真っ赤に染まり、

既に葉を散らせ始めていた。


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今年も後わずか、また慌ただしい師走が

すぐそこまで迫っています。

カーステ

僕が車の免許を取った頃、車のステレオと言えばカセットであった。

純正でカセットデッキが大体標準で、グレードが下位の方ならラジオのみ、

オプションでCDデッキがあったけど、高根の花で手が出なかった。

 

自宅にはレコードプレーヤーもあったが、家庭用のCDデッキが

普及し始めたのは僕が中学生の頃だったろうか。

当時はコンポを持っている事がステータスで、

親父の昭和大全集なんてタイトルの演歌のLPレコード

(今で言うオムニバスと言ったところ)を、

車で聞けるようにカセットに録音してあげるのを約束に、

コンポを買ってもらった記憶がある。

 

話はカーステに戻って、免許を取った頃にはCDは十分、

レコードに取って代わるほど、普及していたにも拘らず、

車で流れる音楽は、自宅のコンポでカセットに録音してものだった。

社外でCDデッキもあったけど、まだまだ免許取りたての

若者が買うにはちょっと手が出ない。

そんな時徐々に出てきたのがチェンジャーなるもの。

CD6枚を専用アダプタに差し込み、その中に入っている

CDを選んで聴ける優れもの。

たぶん今の若者はチェンジャーなんて知らないだろう。

中には10枚入るものとか、FMのバンドを使ってカーステから音を出す、

いわゆるワイヤレスなんてのもあって、一時代を築いたものである。

チェンジャー本体が座席の下や、トランクに搭載されていて、

CDを替えるのが面倒な面もあり、徐々に姿を消していった。

 

その後の世代になると出てきたのが、MD。

この頃からツインデッキが普及し始めたような気がする。

僕も工賃をケチって、デッキを自分で交換したり、

スピーカーを取り換えたりし始めた頃でもあった。

 

カーステに拘りを持っていたわけでもないけど、

車の中で流れる曲は、思い出そうにも思い出せないが、

街頭で流れてくる曲に、当時の記憶が蘇るなんてこともある。

当時、車で好きな音楽を聴きたい、その気持ちが、

なけなしの小遣いはたいて、カーステを入れたのかもしれない。

 

前置きは長くなったけど、愛車のジムニーデッキが壊れ、

CDの再生ができなくなって半年。

最近じゃ、とりわけ車に乗ってまで、聴きたい音楽もなく、

もっぱら通勤の足であるのも、諦めとなって、

無音の車内も慣れた頃であった。

何を思ったか、思い付きで中古のデッキを購入し、

十数年ぶりとなるデッキ交換。

 
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しばらくやってないわりには、なんとなくでも出来てしまった。接続してテストで車のキーをONにすると、

半年ぶりに車内に音楽が流れた。

やっぱり音楽があると良いもんだ。

 

休日の午後のひと時、取付後は意味もなく一回り車を走らせた。

 

山の写真 その2

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自分の中で山の面白さが、未だにわからない部分が多く、

純粋に山登りを好きだとは良い難い。

しかし、こうやって写真を見ていると、

釣りで感じた物と同じ感覚になることがあり、

ふとした拍子に、山に登りたいと思うことがあるのだ。

それが趣味として好きだということであるなら、

すでに取りつかれているのかもしれない。

 

 

山写真 その1

紹介しきれなかった、山の写真を少々。

 

森を抜けると、良さそうな川の流れ。

禁漁になったばかりだが、水中が気になるのは釣人。

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ガスの中だが、その時でないと見ることのできない景色が、そこにはある。

 

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つづく

紅葉

今年は寒暖の差で紅葉が綺麗だ。

そんな話がちらほらと、耳に届く季節になった。

本屋に行けば、登山関係の雑誌コーナーには、

紙面は紅葉を題材とした雑誌が並ぶ。

そうだ、今年は山へ行こう。

乗せられた感は否めない物の、

紅葉に染まる景色を求めて、山に登ったことは過去に1度。

ドライブや観光で紅葉を見に行ったことはあっても、

それを目的で山に登るのは、小学校の遠足が最後だ。

そう思うと無性に山に行きたくなる、

正直本人も何が起点なのか分からなくなるのだが、

そんなことは置いておいて、こうやって突発した登山が始まった。

 

今回選んだ山は、長野と山梨にまたがる金峰山

紅葉のぐあいや、混みぐあいをあれやこれやと考えて、

この山に決めたのは、前日の話だった。

 

遅くなった朝が、来る冬の訪れを感じさせ、

出発の準備で外に出た時の空気が、

すでに季節は秋になっていたことに気づく。

何事にも『らしいさ』に欠けたこの頃だが、

そんな中、僅かでも季節感が垣間見れることで、

自分の中のルーティーンが保たれるかのようだ。

 

僕にしては遅めの出発。

登山口のキャンプ場の駐車場には、すでに多くの車が駐車されていた。

流石は秋の連休、キャンプ客も多く、

大小の岩山に囲まれたここ川上村は、

ライミングをする人達も多く見られた。

そんな人達を横目に、林道を経て川沿いを金峰山に向け出発した。

 

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ほどなくして今回の最大の目的とも言える、紅葉が現れる。

吐く息が白く、ひんやりした空気に包まれて見る紅葉は、

歩くのも忘れさせ、シャッターを切らせる。

 

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中盤は森の中で、展望も望めず、黙々と山頂を目指した。

金峰山荘に到着すると、ダンディーなロマンスグレーの従業員が出迎えてくれる。

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不愛想な彼ではあるが、心の優しさは顔ににじみ出ている。

手を出して挨拶すると、顔を上げて撫でさせてくれた。

可愛らしい顔を写真に収めようとすると、

「なんだ、撫でないならもういい」と言わんばかりのこの表情。

流石は沢山の登山客を相手にする山荘犬。

山男は寡黙で、多くを語らないってもんだ。

 

金峰山荘からは岩場の登り。

久々の標高2500m超えに、気づかぬうちに息が上がっていく。

振り返るとガスが晴れ、川上村や遠くの山々が顔を出す。

 

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お昼前に山頂に到着。

この日は長野県側は晴れていたものの、

山梨県側はガスに覆われ、期待していた富士山は望むことが叶わず。

早々に金峰山荘まで降りて、昼食のおにぎりをほうばっていると、

ガスが晴れ、遠く瑞牆山も望めた。

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山頂付近でガスがかかっていたものの、

全体的に天気が良く、展望を望める山登りは、

やっぱりいい物で、沢山撮った写真を家で吟味する夜は、

格別にいいもんです。

帰宅途中には、しばらく山は良いかなと思っていても、写真を見ればいまた行きたくなるのは不思議です。

念願の秋の山、多くの人が山に魅了されるのが、

少しわかった気がしました。

秋の風

今年も後何回キャンプに行けるのかと、

先が気になりだした秋のはじめ。

少し前の話ですが、友人家族とキャンプに行ってきました。

 

山の上は少し肌寒く、季節の移り変わりを感じます。

生憎天気は今一つ、今にも雨が落ちてきそうな空ですが、

そんなことも気にせず、キャンプはスタートします。

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こいつは雨が待ち遠しそうです。

 

外ご飯を楽しみつつ、大人は酒を片手に語らう夕べ。

暗くなれば、子供たちは花火に興じます。

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夏の終わりと線香花火。

もの悲しさを感じる物です。

 

翌日は天気は回復し、虹も夏の終わりを彩るようです。

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こんな写真を見返していると、

すぐにで外に飛び出したい気持ちになります。

夜な夜な計画でもたてましょうか。

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