毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

観察日記

先週の降雪による雪が、まだ溶けない程の寒さが続きます。
色々な地区の行事や、ちょっとした体調不良などで、
特にこれと言ったネタが出て来なく、
何をブログで書こうか悩むのは、
僕の場合この時期ならではの事です。
冬場の工作も、この寒さで進行は物凄く遅いです。
ここの所の寒波によって、外での作業が
億劫になっているのが原因です。
と、言い訳が入ったことで、いざ本題へ。

先日、ピーナッツリーフに来る、
シジュウカラの話を書きましたが、
その後観察を続けていると、
ちょっとした変化があるのに気づきました。

まず、飛来する時間。
昨年から年始の現在より気温の高かったころは
午前中日が高くなり、気温が上がったぐらいに
良く現れていました。
しかし、寒さが厳しくなってくると、
日の出直後に現れるようになり、
日中の状態は未確認ですが、餌の減り具合からしても、
他の時間帯にも来ているのではと推測できます。

次に、飛来する回数。
1月上旬の今より気温が高かった時、
一時餌の減りが急に遅くなった時期がありましたが、
寒さが厳しさをましてから、特に雪が降った後は、
早く無くなりました。
考えられる理由としては、
シジュウカラの増えた
寒くなり餌が減り、競争率も高くなった
特に降雪後は、雪に埋もれたりして見つけるのが困難になった
他の種類の鳥も増えた
SNSのように鳥界でも、情報が拡散している

等々、妄想が膨らむ訳であります。
いずれも未確認で、図鑑などでシジュウカラ
行動を調べてみましたがこれといった答えも無く、
想像の域を脱することはないのですが、
そんな事を1日の始まりに、ボケッと考えるのも楽しい物です。
可愛らしい仕草を写真に収めるという目標もあることですし、
冬の楽しみのひとつとして、今後ますます楽しみであります。
しかし、僕の場合底冷えの朝にカメラを持って、
庭に出ることから始めないとダメですね。

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写真は先日の雪で、埋もれたジムニーです。
久しぶりに僕の地域では、積もったなぁとって感じでした。

梅の花

インフルエンザが猛威を振るい、子供の学年は学級閉鎖。

かとおもえば春になったかのような暖かさ、

そして週明けは広い範囲で雪で、真冬に逆戻り。

正月ボケも治ってきたところで、体には辛いところだ。

暖かくなったからだろうか、庭先のピーナッツリーフ減りが止まり、

毎日のように現れていたシジュウカラが、ここ数日ご無沙汰である。

その代わりにメジロジョウビタキのメスが、

ここのところ現れるようになった。

残念ながらカメラを準備しているうちに逃げられてしまったが、

少しの気温の変化でも、少しずつ自然の中でも変化があり、

身近なところでもそんな楽しみがある。

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庭先に置いてある鉢植えの梅の木が花を咲かせた。

この時期に一瞬緩む寒さに、待ってましたと固く閉ざされた

つぼみを開かせる庭先の梅。

まだまだこれからが寒さの本番であるが、

新春と言う通り、春の足音は確実に近づいていると言う

感覚になる。

野鳥観察

以前から野鳥への興味はあった。

遡れば、幼少期に自宅の庭先に、

今は亡き親父と野鳥の餌台を設置した辺りからのような気がする。

当時餌台に訪れるのは、スズメ、ジョウビタキセキレイヒヨドリ

ムクドリシジュウカラヤマガラなど、それは毎日餌の補給を

しなければならないほど、沢山の野鳥が訪れていた。

そんなこともあって、おおよその野鳥の名前は知っていたこともあり、

近年になって始めた山登りや、デジイチなど通じても、

すんなり受け入れられたように思える。

 

一昨年ぐらいから、ネットの記事で見かけた、

ピーナッツリーフというものを始めた。

殻付きの落花生を針金に通し、木にぶら下げれば

冬に貴重な野鳥の餌場となる。

 

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写真はシジュウカラ

このピーナッツリーフは来る鳥が限定される。

住宅地に現れる野鳥だと、このシジュウカラが姿を現す。

シジュウカラは、木の実をほじくって食べるのが得意なようだ。

ゆらゆら揺れるリーフへさかさまにぶら下がり、

殻の中の落花生を器用に割ったり、引張だしたりして食べている。

 

落花生の減りが遅いので、他の鳥は食べていないようで、

シジュウカラの独壇場となっている。

何度かスズメとヒヨドリが、ピーナッツリーフに

チャレンジしているのを目撃したけれど、

その後見かけていないという事は、諦めたのかもしれない。

僕の予想だと、スズメは殻の中から出したりするような

器用さはないのではと思う。

ヒヨドリはこのピーナッツリーフが相当気になって、

何度か木にとまってチャレンジしていたが、

体格も大きい事から、リーフにとまるのが難しいようだ。

リーフの中にとまるが、ゆらゆら揺れて食べられない様子だった。

他にもハトやセキレイなども落花生自体は食べるだろうが、

上記の諸事情によって、食べることができないのかと思う。

ヤマガラ辺りも食べられるかもしれないが、

未だその姿は確認できていない。

今後種類が増えてくるかも、楽しみなところだ。

 

僕はどちらかと言うと、写真を撮る事より、観察の方が好きである。

庭先に来る野鳥が、何が目的でやってくるのかを考えたりするのが好きなのだ。

これは魚釣りにも通ずる通ずるところもあり、こういうことが好きなのかもしれないと

改めて思うことが、増えた気がする。

ただ、写真に撮った事で、今まで知りえなかった事も見られ、

後々の記録や思い出にも繋がることは、単に観察のみの行為では

無しえない物でもある。

写真を通じ、記録として行っていた撮影が、もっと美しく残したいと

自分の中の意識が向いてきたことも感じている。

そう言った繋がりや、連鎖みたいなものが、徐々に拡大し、

やがて想像もしていなかったことと繋がることは、

趣味としての醍醐味かもしれません。

 

話は脱線しましたが、身近にある自然を観察するのは、

楽しい事です。

今後も季節ごと、観察を続けたいと思います。

風物詩

慌ただしい年末、年始を過ぎ、一段落すると、

成人式と共に訪れる行事が『どんど焼き』です。

やぐらと言われる竹を組んで作ったものに、

正月の縁起物と一緒に焼く行事の事を言います。

古くは無病息災、豊作祈願等々を祈願する行事だという事ですが、

現在は形を変え、古き良き行事として、現代に受け継がれています。

僕が子供の頃は、各地区で個々にやぐらが組まれ、

冬枯れの空が霞むように、煙があちらこちらで立ち上っていた物でした。

今は徐々に数も減ったものの、煙が立ち上る風景は、

新春の風物詩として、僕の地域に根付いています。

 

今年は地区の役員で、やぐら作りの手伝いをしてきました。

山に竹を取りに行くところから始まり、竹を運んで、やぐらを建てます。

竹と言えば勝手知ったるなんとやらです。

知る人は少ないでしょうが、竹林の中で竹を切り出す方向や、

特に引っ張り出す方向は少々コツのいるところで、

四苦八苦するお父様方に、そっとお手伝いして手助けをします。

朝の竹やぶの中、白い息をはきながら竹を切っていると、

趣味の延長のようで楽しいものです。

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翌日、やぐらに火をつけ、竹がはじける音が遠くまで響き渡り、

白い煙が空へ立ち上ると、今年も始まったんだなぁと実感するものです。

あけましておめでとうございます

2018年 あけましておめでとうございます。

本年も当ブログ共々、よろしくお願い申し上げます。

 

今年はどんな年になるでしょう。

正月の不摂生でお疲れな頭で、

ぼーっと今年一年の事を考えながらごろんと横になると、

すぐに食べることか、飲むことの心配をしてくれる優しい人たちが、

向こうの部屋で手招きをしている・・・・

嬉しい事この上ないのであるが、

もう少しこの夢見心地のままで過ごしたい。

そんな、そんな正月らしい、正月を過ごしております。

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今年はオイラの年ですワン。

戌年にちなんで、いつぞやの山小屋のダンディーさん。

 

そんなこんなで今年も始まりです。

皆様も良いお正月を、お過ごしください。

 

今年も1年ありがとうございました

クリスマスの夜、皆様いかがお過ごしでしょうか?

クリスマスが過ぎれば、2017年もいよいよ残りわずか。

僕の仕事納めは29日で、休みに入ったと思えば翌日は大晦日、

年末の特番を見ながら一杯やっていると、

すぐに除夜の鐘が響き、新たな年が始まる。

1年を振り返る記事を書いたばかりだが、

今年の事を振り返ったり、来年の事を考えたりということは

決してこの時期特有の事ではなくなり、

ここ数年は時よりこんなことを、不意に考えるようになった。

今の平均寿命から言えば、まだ折り返し地点ではあるのだけど、

このブログのタイトル通り、明日なきものとして、

常に自分を見つめなおし、これからの限られた時間に、

どうやって生きていこうかなんて、

まじめに考える時間が徐々に増えた気がする。

まぁ、考えることのほとんどは、遊びの事なのだけども、

よくよく考えてみると、日常とは別のところで、

考えることがあるのは幸せなことだなぁ、なんて思うのである。

 

憧れた地で釣りをする。

自分の限界に挑戦するべく山に登る。

誰かの為に物を作る。

記憶を記録に残す。

来年も飽きることのない一年になりそうだ。

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過行く2017年、酉年を締めくくる写真で

今年最後の記事を終わりたいと思います。

それでは良いお年を!

 

2017年を振り返る

師走の名のごとく、何かと忙しい年の瀬を人たちが忙しなく行き交う。

2017年も残り2週間。

毎年恒例となった、1年を振り返るこの記事も前ブログから引き継がれ、

10年以上続けられているこの作業で、今年も無事終わったと思わせてくれる、

ある種行事化した域に自分の中では達している。

後でこの記事を読み返した時、この一年のダイジェストの如く読み返せるのも、

この記事を書く意味でもあるのだ。

 

世界情勢も騒がしかった2017年。

僕的には特に波も無く、穏やかな年だったように思う。

2017年の始まりは、毎年恒例の管釣りから始まった。

北部の山沿いに位置する初めて訪れる釣り場は、雪はなかったものの、朝の冷え込みは半端ない。

ガイドに付いた氷を解かすために、5投に1回は水につけるほど。

スプールのラインも凍り、手の温度でラインを解かしながらキャストを続ける。

ここ毎年この時期に釣りをする中でも、かなり厳しい状況の中でも、

ありたいことに遊んでくれる魚がいてくれる。

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今年初めて川に出たのは、3月の終わり。少し遅めの解禁を、釣友と一緒に迎える事が出来た。

しばらく遠方に転勤していた釣友と、時より談笑を交えての釣り。

しばらく忘れていた釣り本来の楽しさを、久々に思い出した。

 

僕は魚を手にすることはなかったが、釣友は僕の作ったランディングネットに、

魚を滑り込ませ、その瞬間を2人で分かち合う。

今思っても、この釣りは印象に残り、その印象に残った釣りは

ボーズだったと言う、なんとも面白い記憶になった。

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4月からはいつもの渓に通う日々。

一つのストレッチに固執し、毎回違う攻め方をする。


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時にスプーン、時にミノー。 

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何かを掴みかければ、その核心もろとも崩れ去る現実。

そんな釣りに一喜一憂し、久々に真剣に釣りをした初春であった。

 

久しぶりに春の魚に出会えた5月。

春の魚にふさわしく、春のポイントで、春らしい魚に出会う。

久々の尺越えに、針から魚を手がかすかに震えたのを覚えている。 

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初夏には地元の馴染みのある川の上流、

堰堤のさらに上流を目指す、初めての挑戦をした。

幼少期より現在まで、その川はいつも身近にあったものの、

源流へは初めて訪れた。

良く知っているのに、初めての感覚が不思議であり、

その中にも懐かしさを感じる。

苦労の末、運良く魚を手にすることができ、

この挑戦に花を添える結果も残せた、今年を象徴する釣りとなった。

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釣りと共に春から登山にも出かけた。

それと共に今年は友人より一眼レフを頂き、

それが切っ掛けとなり、写真の面白さにハマるにはそう時間はかからなかった。

山に一眼を持っていくなんて、考えもしなかったけど、

カメラを担ぎ、山で撮った写真を家で見ると、

登山家でカメラマンの気持ちが、少しわかったような気がした。

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山頂の水辺。

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紅葉の山並み。

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山頂からの写真は、心をその場へと運んでくれる。

ひょんな事が切っ掛けで、ランディングネットを使っていただき、

そしてカメラの面白さを教えてくれた友人には、

感謝の言葉しか見当たらない。

本当にありがとうございました。

 

今年は何かを計画すると天候に阻まれ、

思うように外遊びが出来なかったが、

こうやって振り返ると、楽しい思い出ばかりである。

まぁ、最終的に楽しいで終われることは最高な事であると思うのである。

 

今年1年当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございました。

皆さんの2017年はいかがでしたでしょう。

きっと百人百様の1年があったのだと思いますが、

それがどんな1年であったとしても、

来年は良い一年になりますよう、お祈り申しあげます。