山に挟まれ、切り立った深い渓が明るくなってきた。 ふと山の方を見上げると、頂上付近は朝日に照らされていた。 ようやく手のかじかみもマシになってきた。 川の上流から水面近くを滑空する野鳥が、 手前で僕に気づいたのか急上昇して、 大きく空めがけて遠…
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