行者小屋から文三郎で、赤岳に向かいます。
振り替えると行者小屋が遠ざかり、雲の多かった空は徐々に晴れて、
綺麗な山々が少しずつ近づいてきます。
それと共に気温があがり、目前には赤岳がそそりたちます。
その前に立ちはだかるのは、階段地獄。
脚力の無い僕は階段が苦手です。
谷川岳にしかないのでしょうか?
ネットでたまに見掛けるマムートのエンブレム。
この写真は北沢コースで撮った写真ですが、
数は少ないものの、文三郎でもみかけました。
見つけたときは、かなり感動しました。
どうでもいい話ですが僕はこのマンモスのことを
『マムちゃん』と呼んでいます。
文三郎と赤岳、中岳の分岐点
もう少し雲がどいてくれれば、絶景の稜線となるはず。
晴天を願いながらいざ赤岳に登ります。
猛々しくそそりたつ岩の牙城。
こきからは今年買ったばかりの、ヘルメットを着用。
ヘルメット推奨の山が増えたことを受け、
僕も買ってみました。
赤岳の7部目ぐらいまで登った頃、
山頂辺りは瞬く間に取り巻くガス。
後、30分早ければ絶景が見られたかもしれないと思うと、
志し半ばで心が折れそうです。
赤岳山頂に到着。
辺りはすっかり白い世界。
赤岳山頂小屋から展望荘を眺めながら、お握りを頬張ります。
山で食べるおにぎりは言うまでもな最高ですね。
この場所は長野と山梨の県境らしく、
県境を跨いで朝御飯を食べると言う、
日常では滅多にない状況を堪能します。
先程の分岐点まで下り、次は中岳に向かいます。