もう20年ぐらい前になるだろうか、夕食の後に出されたビワ。
品種が良かったのか、たまたま当たりだったのかは解らないが、
とにかく甘く、美味しいビワだった。
食べ終えた後の皿の上へ、無造作に置かれたその種を見て、
植えたらまたこの美味しいビワが食べられるのではないか?
なんて安易な発想で種を植えた。
初めて花を付けたのは10年目だったろうか。
翌年には実をつけて、食べようと思った矢先に、
鳥に先を越されてしまった。
鉢植えなので、何度か引っ越しもした。
気付けば長い付き合いになったビワの木。
今年は無事に花が咲きました。
今から来年が楽しみです。