今回のランディングネットは素材の暴れで、
大イブ苦労しましたが、ようやく粗削りまでこぎつけました。
本来なら材料を厳選して、そう言った材料は使わないのが、
仕上がりにも、作業時間にも、大きく影響することなのですが、
なにせ材料も自分で削り出すので、その材料のクセみたいなものが、
いまだに見抜くことができず、後工程での補正に時間が掛ってしまいます。
外周のフレームは節の部分を残し、表面は竹の表面と同じく、
丸い形状を残すのが今まで作ってきたネットに共通することです。
竹の表面は衝撃にも強く、強度もあり弾性もあるので、
材料を減らせる利点があります。
材料が少ないと言うことは、軽さにもつながります。
何しろ素材は知人の竹やぶからいただいてくるので、タダ。
そんなこともあって、ランディングネット材料は、
竹を使っています。
後は形を整えて、加工の工程に進みます。