紅葉の前線が、春の桜前とは逆に南下していくと共に、
標高低いところへ、そしてやがて郷へと、
ゆっくりその範囲を広げて行く。
庭のドウダンツツジが色づき始める頃に、
家から見える山が雪化粧をした。
季節の移り変わり、やがて郷にも冬の知らせが届くのも、
そう遠くないことだろう。
休日に家族を連れてちょっと遠出をすると、
そこは10度を下回る気温に、肌寒いを通り越し、
すでに冬を感じさせられた。
色づくモミジも真っ赤に染まり、
既に葉を散らせ始めていた。
今年も後わずか、また慌ただしい師走が
すぐそこまで迫っています。