毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

ガビチョウ

桜の開花直後に雪が降るほどの寒波のお陰で、

今年は長く桜を楽しむことができました。

とは、言う物の時期は4月の末ともなれば、

家に近い標高1000m弱ぐらいの山でも、

桜吹雪になるぐらいに散り始めていました。

 

とある休日、家族で桜見物とそのついでに

カミさんのマイブームの御朱印をもらいに、

神社に立ち寄りました。

すでに新緑の葉が枝先に着いた桜の参道を、

歩いていると、どこからともなくコンコンと、

木を叩くような音に気付きました。

参道の脇にあるおみやげ物屋さんのおかみさんが、

庭の植木を差して、野鳥の存在を教えてくれました。

幹に空いた穴の中から覗くその鳥は、恐らくコゲラ

先週ぐらいから穴をあけ始めたそうで、

植木のしたには沢山の木くずが散乱していました。

その日はぶらっと家をでたので、カメラはスマホしかもっていません。

可愛らしく顔を覗かせる姿を写真に収めたかったのですが、

スマホでは少々無理があったようで、

カメラを持参しなかった事に後悔しました。

 

翌朝、どうも昨日のコゲラの事が気になり、

早朝再び山の上の神社に向かいました。

しかし、そんなうまい話はなく、巣の中に潜って出てこないのか、

はたまた餌を探して留守にしているのか。

しばらく散策しながら、何度か入りなおしてみたのですが、

残念ながら撮影できませんでした。

 

コゲラ待ちで散策をしている時、

大きな声で鳴いている鳥がいます。

その特徴的な鳴き声の主は、ガビチョウ。

住宅地にもいて、家の周りでもよく鳴いているのですが、

その姿をはっきりと見た事はありませんでした。

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この小さい体のどこからあんなに大きな声が出せるのか不思議です。

コゲラに会う事はできませんでしたが、

始めてガビチョウを写真に収められ、

清々しい朝の散歩となりました。