冬の間は、釣りにも行けず、雪山には踏み出せず、
だけどもどこかにでかけたい、そんな休日を過ごしながら、
家族を何か適当な理由をつけて連れだす。
金の大黒様がいる神社。
1月も末ごろになると、参拝者もまばら。
やっぱり、ある程度の静けさは、神社仏閣と言う場所の
神聖さをさらに増すエッセンスになるのではと思う事がしばしばある。
遠くからご祈祷の声が聞こえ、傍らで参拝者が本堂の鐘を鳴らし、柏手を打つ。
林の奥から野鳥の声が聞こえたり、絵馬を持った家族連れが
絵馬に書く願い事について話している。
何か年のせいなのか、なにかこんな空間が良くなっている。
行きしなに預けておいた御朱印帳を引き取り、
それを開くと新たなページに新たな御朱印が書かれている。
例年にくらべゆるやかな寒さの大寒に、
今年の出来事を期待する1月の日でした。