4月に入って、入学式に桜の開花を間に合わせるかのように、
一気に春らしくなってきました。
今日入学式の学校も、多いと聞きます。
やはり校庭に桜が満開だと、文字通り入学式に花を添えると
感じさせますね。
週刊天気予報を見ると、週末の天気は雨。
半分諦めながらも、往生際悪く目覚ましだけはかけて就寝。
アラームで目を覚まし、布団に潜ったままで天気予報を見ると、
曇りマークに変わっていた。
それからイソイソ支度を始め、今シーズン初のホームの川へ向かった。
そのシーズン最初に訪れる川には、毎年同じようなワクワクがある。
川は毎年少しずつ変化があり、懐かしさの中にもワクワクが存在する。
どうやら秋から冬の間に、整備をしたようで、
流れが大きく変わっていた。
しかし、それは護岸とかではなく、あくまで自然を壊さずに、
岸の侵食を防ぐ為の整備に僕は思った。
川筋を川幅の中央に寄せたことで、新たに良い縁が生まれていたからだ。
なんとなく『帰ってきた』と言う気持ちにさせてくれるのである。
スタート時には降っていなかった雨も、
進んでいくうちに雨粒が強く水面を叩くまでになり、
断続的に終始降り続けた。
目に着く良いポイントは反応はなく、
当たり前の話だが久しぶりだと言うのに、
魚は僕との再開を歓迎していないようだ。
お気に入りのストレッチの中盤で、良いポイントが連続する。
最初の縁でチェイスがあると、2つ目でバラシ、
3つ目でようやく顔を拝むことができた。
ここのところ渓流の初魚はこの川である。
家に着く頃には小降りになった空を横目に、
濡れた道具を干すのでした。