家から海は遠く、海に行けるのは年に数度。
数少ない海の釣行はいつも楽しみである。
季節によって対象魚が変わり、また潮と言う要素も加わって、
より釣りを複雑にさせる海は、淡水の釣りとはまた違った難しさがある。
今回はお供を連れ、防波堤に訪れました。
この時期比較的に釣りやすい、防波堤周りの魚を狙います。
この日のお供は、お義父さんと娘と僕の3人。
普段は単独釣行がほとんどなので、同行者がいるというのは
楽しいものです。
こちらは底でカレイ、キスを狙ってます。
僕は娘の投げる練習に付き合いながら、
手軽にメバルを狙います。
そこそこのサイズを家族分揃えて、晩御飯のおかずに持って帰ります。
まだまだ釣れる感じでしたが、必要以上の釣らないのも、
釣人である為に必要な事だと僕は考えます。
日が傾いてきたころ、撤収の準備をしていると、
この日釣果のない娘は、最後まで諦めていない様子。
ラスト1投と言った次のキャストが、この日1番の飛距離。
ゆっくり巻いてきたところで、娘が何か言っています。
また、根掛りかと思って目を竿先にやると、穂先が叩いています。
魚だ!魚だ!
大人2人は大騒ぎ。
海から姿を現したのは、尺近いキス。
初めての釣った海の魚。興奮気味に鼻の穴を膨らませ、キラキラした目に、
スレた釣り人が忘れかけたものを見た気がした。
この釣行はいろんな意味で、楽しい釣行でした。