今年も早い物でもう11月。
日に日に夕暮れが早くなり、朝が遅くなる。
朝は吐く息も白くなり、郷の紅葉も徐々に落葉し。
庭の植木の手入れもひとまず終わり、
年末を感じるには十分すぎるイベントが終わっていく。
そんな中、手入れを済ませ、さっぱりした植木や垣根の中を、
来る厳しい冬に向け、せっせと野鳥たちがせわしなく行き交う。
そんな姿を昨年までは、見るだけしかなかったものの、
今年はカメラのお陰で、撮る楽しみができた。
望遠利かせて撮る野鳥は、遠すぎて肉眼では確認できない個体も、
確認できてしまうので、あれはスズメだろうと撮った正体は
ジョウビタキだったり。
今度こそスズメだろうと撮った写真が、
まさかの電線にとまるメジロだったり、
今度こそスズメだろうと撮ったのが、
今度こそスズメだったり。
七転八倒、すったもんだしながらも、
難しくも楽しい時間を過ごしております。
僕にカメラを託してくれた友人も、
そんな楽しみを分けてくれたのかなぁ、
なんて最近徐々に楽しさが増してきた写真を撮りながら、
晩秋の青空の元、友人に改めて感謝する休日でした。