毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

2017年を振り返る

師走の名のごとく、何かと忙しい年の瀬を人たちが忙しなく行き交う。

2017年も残り2週間。

毎年恒例となった、1年を振り返るこの記事も前ブログから引き継がれ、

10年以上続けられているこの作業で、今年も無事終わったと思わせてくれる、

ある種行事化した域に自分の中では達している。

後でこの記事を読み返した時、この一年のダイジェストの如く読み返せるのも、

この記事を書く意味でもあるのだ。

 

世界情勢も騒がしかった2017年。

僕的には特に波も無く、穏やかな年だったように思う。

2017年の始まりは、毎年恒例の管釣りから始まった。

北部の山沿いに位置する初めて訪れる釣り場は、雪はなかったものの、朝の冷え込みは半端ない。

ガイドに付いた氷を解かすために、5投に1回は水につけるほど。

スプールのラインも凍り、手の温度でラインを解かしながらキャストを続ける。

ここ毎年この時期に釣りをする中でも、かなり厳しい状況の中でも、

ありたいことに遊んでくれる魚がいてくれる。

f:id:gonfactory:20171216003856j:image

 

今年初めて川に出たのは、3月の終わり。少し遅めの解禁を、釣友と一緒に迎える事が出来た。

しばらく遠方に転勤していた釣友と、時より談笑を交えての釣り。

しばらく忘れていた釣り本来の楽しさを、久々に思い出した。

 

僕は魚を手にすることはなかったが、釣友は僕の作ったランディングネットに、

魚を滑り込ませ、その瞬間を2人で分かち合う。

今思っても、この釣りは印象に残り、その印象に残った釣りは

ボーズだったと言う、なんとも面白い記憶になった。

f:id:gonfactory:20171216004032j:image

 

4月からはいつもの渓に通う日々。

一つのストレッチに固執し、毎回違う攻め方をする。


f:id:gonfactory:20171216004134j:image
 

時にスプーン、時にミノー。 

f:id:gonfactory:20171216004213j:image

 

何かを掴みかければ、その核心もろとも崩れ去る現実。

そんな釣りに一喜一憂し、久々に真剣に釣りをした初春であった。

 

久しぶりに春の魚に出会えた5月。

春の魚にふさわしく、春のポイントで、春らしい魚に出会う。

久々の尺越えに、針から魚を手がかすかに震えたのを覚えている。 

f:id:gonfactory:20171216004300j:image

 

初夏には地元の馴染みのある川の上流、

堰堤のさらに上流を目指す、初めての挑戦をした。

幼少期より現在まで、その川はいつも身近にあったものの、

源流へは初めて訪れた。

良く知っているのに、初めての感覚が不思議であり、

その中にも懐かしさを感じる。

苦労の末、運良く魚を手にすることができ、

この挑戦に花を添える結果も残せた、今年を象徴する釣りとなった。

f:id:gonfactory:20171216004401j:image
 

釣りと共に春から登山にも出かけた。

それと共に今年は友人より一眼レフを頂き、

それが切っ掛けとなり、写真の面白さにハマるにはそう時間はかからなかった。

山に一眼を持っていくなんて、考えもしなかったけど、

カメラを担ぎ、山で撮った写真を家で見ると、

登山家でカメラマンの気持ちが、少しわかったような気がした。

f:id:gonfactory:20171213002814j:plain

山頂の水辺。

f:id:gonfactory:20171213002658j:plain

紅葉の山並み。

f:id:gonfactory:20171213003254j:plain

山頂からの写真は、心をその場へと運んでくれる。

ひょんな事が切っ掛けで、ランディングネットを使っていただき、

そしてカメラの面白さを教えてくれた友人には、

感謝の言葉しか見当たらない。

本当にありがとうございました。

 

今年は何かを計画すると天候に阻まれ、

思うように外遊びが出来なかったが、

こうやって振り返ると、楽しい思い出ばかりである。

まぁ、最終的に楽しいで終われることは最高な事であると思うのである。

 

今年1年当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございました。

皆さんの2017年はいかがでしたでしょう。

きっと百人百様の1年があったのだと思いますが、

それがどんな1年であったとしても、

来年は良い一年になりますよう、お祈り申しあげます。