ある夏の日の釣りの帰り道、
海沿いの道をのんびり車を走らせていると、
白い影が車窓を横切るのが見えた。
大きさといい、そのフォルムといい、
見た事のないとその鳥の行方をゆっくり追いかけた。
丁度車が止められそうな道向こうの木に、その鳥がとまった。
たまたま持っていたカメラを、車から出して飛び立つまで数枚を
カメラに収める。
カメラを持っていたのは運が良かったが、
望遠が付いていなかったのはついていなかった。
家に帰ってからその鳥を調べようと思っていたが、
すっかり忘れて今と相成った。
ミサゴ
魚を獲るのが得意なようで、ホバリングして急降下して魚を捕まえる。
その狩りのうまさから、魚鷹の異名ももっている。
英名 Ospray(オスプレイ)
沖縄でも問題になっている、アメリカ航空機はこのこの鳥の
ホバリングするその姿からつけられたという。
近年その個体数を減らし、純絶滅危惧種にもなっていているという。
偶然が重なって幸運にも、カメラに収める事ができた。
近くには餌場があり、今度は狩りの瞬間が見られればなんて思っていた。
また来年もその姿が見られる事を見られるように、
元気でいてくれと思いました。