釣り竿を買うと、竿袋が付いてくる。
その竿袋にも各メーカー拘りのようなものがあったり、
その竿を買わなければついてこない物もある。
特に車移動だとあまり使わない人もいるのではないでしょうか。
僕も車で移動すときはあまり竿袋には入れないのですが、
遠征や、予備でもっていく時、部屋に置いてあるときは、
基本的に竿袋を使っています。
特に釣り用品を置いてある部屋は、
物置部屋の一角なので、保護の意味合いもあります。
まぁ、そんな竿袋ですが、僕は結構好きで、
子供の頃から思い入れもあるのです。
僕が子供の頃、竿袋は高い竿に付いてるものでした。
よって、竿袋=高い竿のイメージがあるのです。
今でこそ、ラインナップによっては、竿袋を付けない事により
定価を下げたりしてるものもありますが、
フラッグシップや、2番手ぐらいなら大抵は竿袋が
付いていると思います。
しかも、竿袋単体での販売はあまり無く、
実質の価値は竿のそれと言っても過言ではないでしょう。
そんな高級なイメージや、特別感みたいなものが、
未だに僕を魅了するところなのかもしれません。
ロッドのリメイクが成功したお祝いに、
友人から竿袋をいただきました。
話を聞くと、初めて渓流用の竿を買った時に
付いてきたものだとの事でした。
現在は既に竿は無く、この袋だけ残っていたそうです。
タンスの肥やしになっているので、使ってもらった方が
竿袋としても嬉しいだろうということで、
ありがたく頂戴してきました。
洗濯をして、アイロンまでかけて、早速収納してみました。
僕の竿には少し大きな袋でしたが、
数十年の時を経て巡り合った竿と袋。
何回目かの再出発を、僕と一緒に出発となりました。