昨今のキャンプブームは凄い。
以前なら繁忙期であっても、1ヶ月前であれば、
予約できたのに、最近は数ヶ月先まで予約埋っている
キャンプ場も少なくない。
何十年も前にも同じようにキャンプブームが
あったなぁと思い出す。
キャンプ場にコールマンの深緑のテントと、
タープがずらっと並んでた。
根強い人気のコールマンのテントは、
未だにあちこちのキャンプ場にで見かける。
当時ホワイトガスの2コンロバーナーとランタンは
高嶺の花で、羨望の眼差しで調理風景を見ていました。
僕がキャンプを始めた頃、まだ珍しかったダッチオーブンを
駆使して、野外調理を楽しむ人たちも増え始め、
バイクでソロキャンプしてた頃、
隣の年配のご夫婦が、僕にパエリアを振る舞ってくれた
事がありました。
当時、野宿同然のキャンプしかしていなく、
パエリアなんて洒落た物を初めて食べたので、
感動したのを覚えています。
お返しに酒のアテにバッグの中に忍ばせておいた、
コンビーフとサラミを切り分けてお裾分けしたら、
久しぶりに食べたと喜んでおられたのが、
印象的な一夜の思いでです。
長くなりましたがここからが本題です。
以前から気になっていた長野の高原へ
秋キャンプに行ってきました。
その辺りでは老舗?のキャンプ場のようで、
ベテランから初心者までバラエティー豊かな客層で
賑わっていました。
林間サイトには、絶妙な位置に植えられている樹木があり、
久々にハンモックも出せました。
翌日は北向観音など、観光も取り入れつつ、
僕は先日購入したカメラの慣らし。
お天気も良く、絶好のキャンプ、観光日和で、
満足な3日間でした。
やはり立地などで客層が変わるからか、
設備は古いものの、洗い場も綺麗だし、
マナーの良いお客さんが多かった印象でした。
近くにテントを張っていた年配のご夫婦は、
テントこそ真新しかったですが、年期の入ったコールマンの
2コンロバーナーとランタン。
コールマンのマークが薄くなっているタープ。
僕がキャンプを始めた頃に出会った、
ご夫婦の事を思い出しました。
当時から続けておられれば、大ベテラン。
そう言う長く続けておられる方が選ぶキャンプ場は、
マナーの良いキャンパーが集まるような気がします。
皆さんもこんなキャンプ場、
ひいてはそんなキャンパーと出会えますように。