8月になりようやく夏らしい陽気になってきたかと思えば、
毎日記録的な猛暑で極端すぎる季節の進行に
置いてきぼりになっている気がした。
お盆の休みに予定していた毎年恒例の海も、
コロナの騒ぎで自粛を余儀なくされた。
子供の夏休みも例年より短縮された影響もあり、
夏らしい思い出を残すには少々焦らざるおえない状況にもあった。
そんな中、県内の山間部に急遽キャンプへ出かける事にしました。
夏休みだけあってキャンプ場も賑わっていましたが、
入場者を制限しているのか、夏休みという事を考えると、
例年の比にならないほど空いている印象を受けました。
駐車場の車は殆どが県内ナンバー。
みんな同じ思いで、どこか近場でっていう事なんでしょうね。
最近繁忙期のキャンプ場でたまに見かけるのですが、
生ビールを売ってたりします。
この日も山間部にも関わらず、日中は30度超えの真夏日。
キンキンの生ビールが沁みます。
管理棟の脇で販売していて、テントを設営した場所から
5分ほどかかる距離。
店員のおじさんに注いでもらったその場で、
グビグビと歩きながら飲み始めると、
テントに着く頃にはこの量になってしまいます。
そのな事を何往復か繰り返し、まんまとキャンプ場の
目論見にハマってしまうのでした。
日が暮れると空気は一変し、半袖では少し肌寒く感じるほどまで
気温は下がり、揺らめく焚火の炎を見ながらのんびり過ごします。
この時間はキャンプの中でも好きな時間です。
久しぶりに雨の降らないキャンプ。
星の写真を撮ってみようかと楽しみにしていたのですが、
残念ながら薄い雲がかかっていて、断念しました。
線香花火に夏の終わりを感じつつ、なんだか一抹の寂しさを感じ、
なんとも言えない気持ちになりました。
来年の夏には、何も考えずに楽しい事をやれればなんて思います。
色んな意味で短い夏が終わっていってしまうのだなぁと、しみじみ思いました