毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

キャンプ場

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このコロナ禍で、キャンプブームに拍車がかかり、

どこのキャンプ場も予約を取るのにも一苦労。

お一人様キャンプブームも追い風となり、

キャンプ場に行けば多くの人で賑わっている。

そうなると『マナー』の問題が深刻になっていく。

僕のイメージだと、キャンプ=旅であり、

そこには自由を感じられ、そんなところが醍醐味であると思う。

他の人も動機はさまざまだろうが、開放感から自由を

感じる部分は少なからずあるのではないだろうか。

そこが気づかないところで気の緩みになり、

パーソナルスペースと混同し、マナーを忘れさせるんだと思う。

 

特にキャンプの醍醐味の1つでもある料理の中で、

ゴミの問題ってかなり深刻だと思う。

その中でも生ごみ、残飯に関しては酷いところは凄く酷く感じる事がある。

例えば家庭の流しであれば、残飯などは別にして捨てるだろう。

しかし、そのまま排水溝にぶちまけて、流しのを詰まらせて

水がたまったままになっている惨状をしばしば目撃することがある。

まぁ、各家庭で独自のルールがあるのだから、思わず同じように

してしまう事もあるだろうけど、使い終わったら自分の分は

掃除ぐらいしてほしい物である。

最近は三角コーナーが設置してあるキャンプ場も少なくはないが、

そこにてんこ盛りの残飯が入っている事も少なくない。

夕食でみんなで鍋を囲み、シメでうどんを投入、

鍋のお出汁と絡み合い、絶妙なサブメニューとなるはずが、

シメにたどり着く頃には、その前のメインディッシュで腹はパンパン。

残してももったいないからと、周囲の微妙な空気の中、

半ば強引に食えるだろうと、うどんを投入すると案の定箸の進みは悪い。

これはキャンプのあるあるではないけど、強引にうどんを投入を遂行した

当の本人は、往々にしてほとんど食わない。

そして、周囲に食え食えと進める。

これを俗に『シメハラ』と言う。

特に若い男子はターゲットになりやすい傾向にあるので要注意だ。

そんな無残にも残されたシメのうどんの末路は、

汁っ気があるので生ごみには入れられず、

大量の残飯として洗い場の流しに捨てられてしまうのだ。

日常の生活とは異なる事が多く、キャンプは行楽でありながら、

衣食住で日常の生活の部分の要素が多いところで、

認識が混同しやすい部分もあるが、家に来た知人が残飯で排水口を

詰まらせたら、おいおいって思うだろう。

一般的にも食品廃棄を減らそうと言う傾向があるけど、まだまだその意識は低い。

最近はキャンプがお洒落に取り扱われて、本来の楽しみ方から

変わってしまっているけど、自然の中にお邪魔させていただいている

と言う意識も薄れてしまっている気がしてならない。

キャンプ場も施設が綺麗で便利なところが人気で、

キャンプ場側もそれを意識しているところが多くなってきた。

相乗効果で今のキャンプブームに追い風となっているのだろうけど、

その反面こういったマナーの部分が、より一層浮き彫りになって

来ているように思える。

その背景には、ネット社会、集団心理など絡み合うのだろうけど、

形だけでなくそれに対する心得みたいなものも理解して、

楽しいキャンプライフを送って欲しい物である。

 

そこで、僕が意識しているごみ削減方法を少しご紹介。

・適量を作る

キャンプと言うイベントだけあって、プチ贅沢をしたくなるものである。

沢山の食べ物に囲まれると、それだけで幸せを感じる物であるけど、

腹八分目と言う通り、少し足りないぐらいが丁度いい。

特に飲酒や、移動の疲れなど、普段通りに食べられない事もある。

食材は自宅に持ち帰っても大丈夫な物と、消費しなくてはいけない物を

解ったうえで調理する。そうすれば残飯や生ごみを減らすことに繋がるし、

それを意識した献立を考えるのも楽しいものである。

それの方が、逆に映えてカッコイイと思う。

 

・胃の中に入れて持ち帰る

鍋などの汁物は、雑炊など汁も胃の中に収める。

もし、余ったとしても、次の日の朝ごはんのスープにリメイクしたりすれば、

この人料理上手だなぁと注目されること間違いなし。

逆算してパンに合う出汁の効いたスープを作るには、前の晩何を作れば良いか

なんて、献立の組み立てをするのも楽しい。

 

・ちょっと食材余らせてお土産に

我が家の場合、事前に準備する食材は加工品と、

必ず消費出来る生の食材を少々準備する。

道の駅や、地場の食材が買える市場などで、手に入る食材を購入する。

ただ、時間帯なのであまり期待の食材が入手できない場合もあるが、

それはそれでイモを買って焼いてみたり、その土地のお土産品を

おつまみにしたりする。

また予定より良い食材が手に入った場合、加工品はお持ち帰りして

自宅で消費するし、干物などが手に入った場合は、半分お土産にすると

帰宅しても思い出に浸れる。

 

インスタ全盛で、映えることに全力を注ぐご時世であるが、

これからは華やかな料理や、最新の道具、自宅のようなリビングだけではなく、

料理の工夫や、楽しい時間が過ごせるアイディアのような、

上辺だけではない一歩踏み込んだ楽しみ方をして欲しいと思う。

環境負荷に配慮出来るキャンパーが、カッコイイと言う風潮が

定着していけばいいなぁと思う今日この頃である。