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医療崩壊1

まったくもって不徳の致すところだが、発熱で3日ほど寝込むことになってしまた。

このご時世、疑わしきはすぐにコロナと直結してしまう。

これは病床の中、感じた事を書き綴った記事です。

 

ある朝、日課の出社前検温で37.5℃と出てしまった。

一昨年ぐらいまでなら、市販の風邪薬と滋養強壮剤飲んで、

マスクしてそのまま出社していたのだが、昨今それが許されるはずもない。

僕の会社はかなり早い段階で、発熱時のガイドラインが決まっていて、

朝と、出社時の検温で37.3℃以下をパスしなければならない。

朝の検温で誤魔化しても、出社時の検温でばれてしまうのです。

嘘ついてまで仕事がしたいか?と言われれば微妙なところだが、

与えられた責務を全うするために、今やらなくてはいけないことが

今日だったりした場合、多少鯖読んで誤魔化してしまう事もあるだろう。

その辺が日本人の良い面でもあり、悪い面でもあるんだなぁと

最近は昨今の働き方改革の最中、よく思うのである。

 

話は戻って、念のためこの日は会社を休むことにした。

1月は結構ハードだったし、このくらいの熱なら1日で下がるだろうし、

出社してダルそうにしてたら何言われるかわからないし。

ちなみに会社の決まり事だと、発熱が1日だと会社のOKが出れば、

すぐに復帰でくるんだけど、2日以上発熱が続いた場合、

熱が下がった後3日空けてから復帰と決まっていた。

なので、とりあえずこの日は休んで、かかりつけ医に相談して

念のため受診することにした。

多くの人が同じ気持ちだろうが、万が一自分がコロナの感染元に

なってしまったら?なんて不安で、今までより慎重になってしまう。

本来正しい選択なんだろうけど、どうしても今まで生きてきた中で、

このような選択をしてこなかっただけに、わずらわしさが勝ってしまう。

なんだろう責任感みたいなものなのだろうか。

医療機関に関われば、なんとか自分の責任は逃れられると今思えば

そう言う考えが頭の中にあったのかもしれない。

 

かかりつけ医は近所の内科。

発熱があるのでどうしたら良いか電話できくと、

車で来るなら、駐車場に着いたら電話してくれとのことだった。

駐車場で車に乗ったままで受診するのはよく聞く話で、

驚きはしなかった。

看護師さんの問診の後、医師が診断してくれたが、

このコロナの中、設備の整わない小さな病院では、

発熱がある場合、風邪か風邪じゃないかの診断もできないとのことだった。

確かに、病院側も感染リスクもあるし、未だ多くが未知なウィルスなので

致し方ないとは思ったが、抗生物質と解熱、鎮痛剤、などを問診で処方してくれた。

翌日になっても発熱が続く場合、発熱外来を受診してくれとのことだった。

一瞬、もし現時点で僕がコロナに感染していたとして、

処方された薬でたまたま症状が緩和され、職場復帰してしまったとしたら・・・。

家族とは濃厚接触者になる事は止めようがなくとも、

何かとてつもない不安に襲われました。

もっと、問診によって発熱外来の案内をしてくれるとか、

こんな症状が出たら連絡してだとか、そう言う事があるものだと

勝手に思い込んでいた。

この病院は丁寧な問診を行ってくれる医師で、

今でも頼りにしている事は変わりないことだけは付け加えよう。

 

つづく