福寿草は、僕的に春を告げる花である。
庭先のいつも決まった場所に毎年花を咲かせると、
もう冬も終わりに近づいているのだと実感できる。
川の解禁も終えた3月も中頃、例年僕的な解禁は3月末なので、
この花が咲くとそろそろ釣りの準備の合図でもあるのだ。
昨年は緊急事態宣言の最中、我慢を強いられ、
殆ど釣りができなかった春。
今年はどうなるかと不安もあるが、色んな工夫をして
楽しい時間を過ごせるよう、今自分に出来ることをしなければと思っている。
魚も釣りたいが、釣友と会って話がしたい。
山もキャンプも、気兼ねなく行けるようになるのはまだ先かもしれない。
周りの人たちのペースに乱されることなく、正しい情報と判断の中で、
楽しむことを忘れないでいたいと思いました。
毎年咲く福寿草。
それは何も変わることなく、季節を告げてくれる。
それを見て違いを感じるのは、観ている人間の方であって、
花には花の思うところがあって花を咲かせる。
来年はもっと明るい気持ちで観られるように願うばかりだ。