ギリギリ初鰹と呼べる時期、初物に舌鼓を打つ。
特にこれと言って大したことではないのだけど、
こんなご時世でなければ、居酒屋で食べていたかもしれないし、
海辺のキャンプ場で食べていたかもしれない。
うらめしいことだけど、こうやって旬のものを頂けるということが、
ただただありがたいと思えるようになったのは、
慣れてしまったからなのだろうか、
もしくは心が痩せてしまったからなのだろうか。
いずれにせよ、今をどう過ごすか考える時間に、
時節を感じられるという些細な事は、
このご時世ありがたい事である。