先日、友人のSNSを見ていると、最近のアウトドアについて書いていました。
それは、登山者と釣り人のマナーについてだ。
山にはゴミはほとんどないのに、
釣場には釣り人が残したゴミが多いと言うポストだった。
僕はどちらも好きでやっている。
登山者の多い山ではゴミの問題はゼロではないにしろ、
釣場の方がゴミは多いと言うのは同感だった。
特に釣り糸や釣り針など、野生動物などに影響があるゴミもあるが、
とっつきやすい防波堤釣りなどは、コマセや外道の死骸、
飲み物のペットボトル、コンビニの弁当、タバコの吸い殻など、
酷いところは本当に酷く、それが原因で釣禁になるところも少なくない。
その原因には手軽に初められるので、
そう言った面ではマナーの認識の低い人もいるだろう。
しかし、それは初心者に限った事ではなく、
そう言う認識の低い人はどこにでもいるという事だろう。
昨今のキャンプブームでも同じことがいえる。
炊事場の残飯、深夜の宴会等々、世の中にはいろんな人がいる。
アウトドアとひとくくりにするならば、それは人間の欲求とも繋がるような気がする。
登山の場合、その自然が残されていた方が登山者としては嬉しい。
その自然を目的に苦しい思いをしても、山に登る。
対して釣りで言えば、魚を釣りたいと言う人間的な欲求が先に立つのは
人間としての心理で、それがあるから自然への敬意も
軽薄になっているのではと思っている。
そこが、友人の言っていた登山者と釣り人との意識の違いなんだろう。
この問題は人間の感覚的な問題なので、
ずっと続いていってしまうのだろうと思いますが、
自然の中で遊ばせてもっらっていると言う意識を、
まず前提に考えられたらと思います。