毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

富士山

ちょっと前のことですが、家族で富士山を見に行ってきました。目的地は河口湖周辺。久しぶりにドライブを目的としたお出かけです。

 

せっかくなのでSNSなんかで有名なところ、いわゆる『映え』スポットに行ってみることにします。まずは河口浅間神社

 

時よりSNSなんかで見かける鳥居越しの富士山の景色が見られるところです。河口浅間神社から山道を30分ほど登ると、小高い山の山頂から景色が見られるところに到着します。近くまで車で行けるようですが、車道が細くすれ違いも困難なところもあり、駐車スペースも小さいとのことだったので、下の方の河口浅間神社の駐車場に停めて歩いて登ることにしました。こういうところって、自称運転上級者の方が大きな車で入り込み、にっちもさっちもなんてことがよくあるので、そういう面でも健康な人は歩きにこしたことはありません。あくまで参拝が目的なので、歩いた方がなんとなく気分も良いですし。

この鳥居のある所は柵があって、1人100円(任意)が必要です。係員の人がいて、写真撮影の為に1グループ3分ほどの交代制になっていました。なんとなくシステマチックではあるものの、ほとんどの人が鳥居越しの富士山を写真に収めるべく来ていますので、これはこれで良いシステムだと思いました。この日はインバウンドの人たちも多く、その人達にもわかりやすいルールだったようです。以前、他のSNSで有名になった絶景ポイントはなかなかどいてくれなかったり、子供が走り回ったり・・・。写真を目的として行っているとちょっとどうかなぁと思ってしまいます。その点、ここは順番待ちしておけば、背景に他の人が写り込むこともなく、係員の人が写真も撮ってくれるので良い仕組みだと思いました。

河口湖にも寄ってみました。

この日はどこに行っても観光客が多かったです。恐らくコロナの頃は観光客もまばらだったと思うのですが、最近はどこに行ってもコロナ前以上の人が居るような気がします。その観光客の20~30%ぐらいは、インバウンドなような気がします。円安も追い風になっているのでしょうが、観光産業の方たちはようやくホッとしていることではないでしょうか。個人的にはもう少し人が少ない方が良いんですけど、世の中のことを考えるとそんな独りよがりなことは言ってられませんが。

この日は天気も良く、僕としては珍しく天気に恵まれました。

久々に一眼も持ち出したので、少しずつ紹介していきたいと思います。

移動

釣りをしていて、ちょっとポイント移動とか、車からポイントまでの行き帰りとか、ルアーをつけたまま移動することはよくあると思います。そんな時にルアーをブラブラさせていると思わぬ事故に繋がることがあるので、何かしら固定させますよね?竿のバット部分に付ける後付のフックキーパーとか、ウエダの竿は最初から固定のフックキーパーが付いていたり。ガイドやリールに引っ掛ける人も多いと思います。僕も色々試してみましたが、ほとんどガイドに引っ掛けています。ガイドやリールに引っ掛けるのって傷がついたりして破損に繋がったり、ラインとフックが接触してラインに傷がついたりするので良くないと言っていますが、ほとんどこのスタイルです。

渓流の場合、僕はバーブレスのシングルフック変えてしまうので、あまり傷のことも気にしないのですが、エギに関してはあまりやりたくないなぁと以前から思っていました。

エギのカンナはゲイプ?と言っていいのか、針先までが短く、他の魚類の針と違って丸みがなく、斜めに跳ね上がる形状をしています。これをガイドに引っ掛けると、まず外れやすい。ちょっとした振動で外れてしまったりします。僕がイカので使っている竿に付いているガイドの形状にもよるのですが、2段になっているカンナのお陰で、ガイドのスレッドに接触して傷がついてしまう点も、以前から気になっていました。見た目だけならまだしも、コーティングが剥がれ、スレッドまで行ってしまうと竿の性能に影響してしまいます。

最近知ったのですが、エギのカンナカバーで洗濯バサミみたいを見つけました。ちょうど友人との釣行のときにその話をしたら、持っているのでいくつかあげると、思いかけずゲット。そいつにパンツのゴムを使ってこんな感じにします。

それをこんな感じでリールのハンドルに引っ掛けると、いい感じに。

今までのガイドに引っ掛けるのとは違って、常にこいつをもり歩かなければならないのは少々面倒だというのがデメリットです。例えばエギケースに入れておくとか、カナビラでぶら下げておくとか、実戦に投入するには、何かと課題が残りそうです。

これを見せて友人に言われたのですが、パンツのゴムではなく、ヘアゴムの方が良いんじゃない?って確かにその通り、ヘアゴムなら色も選べますし。

そういう所は相変わらず鈍感だなぁと思うのですが、こんなちょっとした不便の解消が楽しかったりするものです。

ジャンクポケット

釣人にとって、冬の間は今年一年の自分の釣りに思いを馳せ、それを具現化させるために英気を養うための時間だと僕は思っています。

この時期にフィッシングショーがあったり、メーカーから新製品は出たり、道具の手入れをしたり、はたまたハンドメイドで消耗品の準備をしたり。それらは僕にとって、全て今年の釣りを創造するための大切な時間であります。

逆に言えば、この時期にどれだけ想像だったり創造だったりを膨らませ、良い準備ができるかが今年一年の釣りに繋がるのではないでしょうか。

なんて前置きはさておき、僕の好きな釣具メーカーの1つで『第一精工』というメーカーがあります。ユニークな発想、独創的なネーミング。釣りに楽しさと快適さ、そしてそこに関わる深い意味を定義してくれる商品をリリースしてくれるメーカーだと思っています。

 

このメーカーの商品の中でも、ゴミ入れには凄く共鳴を受け、『糸くずワインダー』の登場は衝撃的でした。それまで釣りの時に出るゴミは、灰皿の用途で出ているやつとか、ポケットに入れたりとか・・・。糸くずとか釣りのゴミを持ち帰ろうと言う割には、それを入れるものがあまり無いなぁと言う印象を持っています。そんな中これだ!って言うものがでたのが、このジャンクポケットです。

最初の糸くずワインダーから生まれたのが、このジャンクポケット(写真右)です。僕にとってはこう言うのを待っていたと言う商品です。

左から順に歴代の糸くずワインダーです。これもいい商品ですが、ルアーやフックの結束時に余った糸を入れられるという点では、断然ジャンクポケットが便利です。

ちなみにジャンクポケットについては、複数持っていて、ジャケットやカバンにそれぞれ付けるほど溺愛しています。

どのアウトドア遊びでもそうですが、自然の中にゴミを捨てる人はゴミ以下と言うのが、もっと浸透することを願っています。

皆さん釣りゴミはどうしているか気になります。

本流用ミノー

渓流には行っているものの、久しく本流は行けていません。最近どこでも釣れないのですが、本流はそれに輪をかけて釣れないので、自然と距離ができてしまいがちです。でも、川幅のある本流でひたすら対岸のポイントめがけてキャストする、竿がのされるかもしれない大物がいつ何時掛かるかの期待感。広いその川にはまだ見ぬ魚がそこにあり、幾重に重なる水流の先にその魚が居ると言うある種の『浪漫』があるのは確かです。

昨年、知人の釣具屋のオリジナルカラーとして再販された、スプリーモのロンズ。以前にスタンダードのカラーは所持していたものの、ロストして依頼久々に購入してみた。本流に行く予定はまだないものの、友人からの嫌がらせメールにより、俄に再燃したことは言うまでもない。このルアー購入は、そのためのいわば準備に過ぎないのである。パーティーに招待されるには、まずタキシードは準備しておくべきであると、言っていた人がいたが、釣人にとってそのタキシードは釣具であり、それを準備しようという気持ちなのだろうと、この年になってますます味わい深く、噛みしめるように思うのである。

皆さんも今年はそんな『釣り』を楽しめますように。

何も、釣りに行くだけが釣りではありませんしね。流されることなく、それぞれのペースで、それぞれの釣りを楽しめたらいいなと思います。