毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

カタログ

各所で渓の解禁に沸いた先週、

知人から解禁を今か今かと待ちわびる、

子供のようなワクワクした内容のメールが届く。

そして、そのメールの内容に驚いた。

 

昨年ランディングネットを作ったお方の写真が、

オーナー鈎のカタログに掲載されたということだ。

しかも、その写真にはランディングネットが写っていると言うこと。

主役はもちろんその方の写真であり、釣行で出会った魚であり、

釣行そのものを繋ぐ、メーカーの商品なのは重々承知の上だし、

メディアに取り上げられるのを目標としていたわけではないのだが、

これが嬉しくないはずはなく、純粋に喜ぶ自分がいた。

 

後日丁寧にカタログが僕の元に届いた。

宝物を探すように、1枚1枚ページをめくる。

あ!この鈎使えそう!

こんな商品もあったのか。

なんて脱線しながらその写真が目に飛び込んだ。

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カタログのお礼に電話で話すと、

カタログに掲載されたことより、

掲載の事を教えてくださったこと、

カタログを送ってくれたこと、

僕の作ったランディングネットを使ってくださること。

それらが何よりも嬉しい、そんなことに改めて気づきました。

 

カタログありがとうございました。

写真の使用を了承していただいて、ありがとうございました。

 

黄色い花

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今年も庭先に黄色い花を携え、

春の訪れを教えてくれる福寿草

例年梅の花より若干遅れて、花を咲かせるその時期が、

渓流の解禁と重なる事から、この花を見ると渓流のことを思い出す。

混雑する渓流がニガテな僕の開幕戦は、

里で桜が今にも花開く時期に、始動するのが恒例だ。

なので、庭先の毎年決まった場所に花を咲かせるこの福寿草は、

渓流の準備をする目安となっている。

色は鮮やかな黄色、いかにもおめでたそうな名前。

今年も僕を迎えに来てくれた、そんな気持ちにさせてくれるのです。

フライ

もう一昨年ぐらいの話になりますが、

年末の大掃除で物置小屋を片付けていたとき、

小屋の奥から懐かしい物が出てきました。

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僕が中学ぐらいの頃ですが、フライフィッシングがやりたくて、

お年玉をはたいて買ったのが、このフライセットでした。

ラインやセットの毛ばりまでついていて、1万ぐらいだったでしょうか。

釣りキチ三平の影響で始めたのですが、

なかなか実戦で釣ることができず、いつしか物置の奥へ・・・

そして20年以上の時間は流れて、発掘されました。

 

ルアーフィッシングをするようになり、渓流の釣りもするようになり、

そんな環境になったお陰で、再びこのフライセットの事を思い出しました。

また改めてフライフィッシングを始めてみようかな・・・っと

思ったのが一昨年の話。

ルアーの方がまだまだ面白く、なかなかフライにチャレンジする時間もないのですが、

今年はラインを買って、その時の為の準備でもしておこうかと思っています。

大人になってから、あの頃出来なかった事への再挑戦。

新しい事への挑戦とはまた違ったワクワクがあり、

試行錯誤する事で当時の自分と対峙するような感覚があります。

多分大人に視点と思考の変化が、当時気づかなかった事を

気づかせてくれるんでしょうね。

 

皆さんも諦めてしまったことはないですか?

機会があれば再び挑戦するのも、良いかもしれません。

雪山

家族で雪山に行ってきました。

子供が小さい時から、毎年1度は家族で雪遊びに来るのが、

恒例行事となっています。

 

今年の冬は例年と違い、里に降るドカ雪が今のところありません。

雪が降ったのも数回で、その内積雪は2度ほど。

しかし、車を1時間ほど走らせた山間部は、

物凄い積雪です。

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この日は昨晩からの大雪で、地元の方も驚いていました。

きっと昨晩から夜通し除雪をされていた様子で、

道路は通行可能なほどに除雪されていました。

降り続く雪の中、僕が帰る頃まで除雪車が往来してました。

雪国の方たちは凄いなぁと、つくずく感心してしまいます。

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山間の集落の外れの雑木林まで続く細い道は、

除雪されないままのそのまんま。

膝上の積雪をラッセルしながら坂道をのぼり、

少し開けたところに出ると、写真で見るような銀世界。

雪は深々と降り続き、静寂が幻想的な雰囲気をかもし出しています。

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踏みあとの無い道をラッセルしながら奥へと進みます。

雪山をやってみようと言う気持ちはありませんでしたが、

やってみると面白いと思う事もあり、

新雪の中を掻き分けて歩く楽しさも感じられました。

今後チャレンジすることもあるのかなぁ、

なんて気持ちにさせてくれました。

 

早めに雪遊びを切り上げ、帰り道にある温泉に立ち寄り、

冬の恒例行事を満喫できた1日でした。

休日工房

日差しの温かな休日の朝、

少し放置していたランディングネットの工作を進めました。

削り出したフレーム部分を曲げて、

型がついたところで接着していきます。

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少しずつ最終形に近づいていくこれからの工程は、

を遣う部分は多いですが、全工程の中でも好きな作業です。

型を使うことがないので毎回形は違い、二つとして同じ物もできない、

そんなところも工作心をくすぐるところです。

さて、ぼやぼやしてたらすぐシーズンが始まってしまいます。

本格的なシーズンになるまでにはお届けできるよう、

そろそろ追い込みに入ろうかと思います。

春の準備

先日までの寒さも一休み、

ポカポカ陽気に包まれた1月の末。

庭先の陽だまりはまさに春を思わせる暖かさに、

鉢植えの梅も花を開かせていました。

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暦の上ではまだ大寒を過ぎたばかり、

1年の中で一番寒い時期に当たる。

春の準備と言うのは気が早いかもしれないが、

花を開かせるその姿に、春を感じてしまうものある。

 

椿、山茶花、蝋梅、南高梅

順を追って花を開かせる庭の木々は、

足音のように一歩一歩、春の訪れを教えてくれるかのようです。

まだまだ寒い日は続くでしょうが、

あと1か月と少しで、春を感じられるようになっていることと思います。

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そんなことをぼんやり考えさせられた休日の朝でした。

 

野鳥

渓流釣りや登山をやるようになって、

自然が妙に近い存在に感じられるようになったのは、

単に年を取っただけでは無いような気がしている。

田舎暮しで常に身の回りには、自然が溢れている。

しかし今のような目線で、自然のアレコレについて、

今まで深く考える事はなかった。

趣味を通じて見えること、

なんて言ったら大げさに聞こえるかもしれなけど、

今まで気にしていなかった事が気になるような、

そんな些細な気持ちの移ろいを感じるようになった、

そう言うことだろう。

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落花生のリースを作って、

庭先の植木の中につけみました。

毎朝いつ野鳥がくるかと、

楽しみにしています。

前置きが長くなりましたが、

山で見る野鳥の可愛らしさが切っ掛けで、

自宅の周囲にもいる野鳥にも興味が湧いてきた。

住宅地にも現れる野鳥の種類は意外と多く、

庭先の植木の中を飛び交う野鳥を見つけると、

本で調べるのがちょっとした楽しみになっています。