毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

今年初釣行

今年も渓流の解禁が迫った2月の終わりのこと、例年であれば解禁直後に釣りに行くことは殆どないく、3月下旬になったらぼちぼちかなぁというのが僕のサイクルである。しかし、友人とのタイミングが合い、解禁直後の休日に釣りに行こうと言うことになった。

三寒四温、春が近づいていることを伝える自然からのサインは、今年はいささか急転直下でその寒暖差は激しく感じた。この冬は暖冬でこのまま暖かくなっていくのかと思いきや、3月になって雪が降ることが数回。3月にこんなに雪が降ることも記憶を辿るも、思い当たりがないほどである。嫌な予感はしていたものの、その予感が的中するように今年初釣行の日は大荒れの日になってしまったのは、日頃の行いのせいと言われても、反論の余地がない。

そんなこんなで、本当は解禁直後の渓流と洒落込むつもりだったが、急遽管釣りへと目的地変更することになった。以前だったら雪でもラッセル上等で渓流に向かったかもしれないが、友人との間に「そこまでしなくても・・・」感が二人の会話の間に流れ、かといって中止じゃ味気ないという気持ちを埋めるのに、管釣りはちょうどよい位置づなのだ。

管釣り自体、最後に行ったのが記憶にないぐらい久しぶりだ。とりあえずいつ買ったのかわからないストックのラインをリールに巻きかえぐらいの簡単な準備だけは行って、いざ管釣りへ。

この日の天気は荒れ模様で、強風と横殴りの降雪だと思えば、青空のぞかせるようなコロコロ変わる天候。しかもマイナス気温で久しぶりに厳しい釣りになった。なんせ最近こんな状況下で釣りをしていなかったので、すっかり軟弱者になってしまった感はある。いや、高齢化という話もありますが・・・。

ガイドが凍り、スプールのライン凍り、チェンジしたスプーンが凍る。完全防寒なので体は寒くないが、指の先が限界に達し、半日ほどで退散することになった。

管釣りには管釣りの難しさがあり、それはそれで釣りなんだと改めて思った。そんな中でも初釣りを楽しめるぐらいには魚にも触ることができたし、何より友人との開幕戦が今年も無事開催できたことが、何よりだと感じました。

今年はどんな魚との出会いがあるか楽しみです。