毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

初めての八ヶ岳に挑戦する素人

僕は自然や外遊びは好きですが、登山はそれほど好きではありません。

では、なぜ山に登るようになったのか?

元々は僕の好きな山岳渓流を安全に楽しむ為の、

体力作りの一環として始めたのが切っ掛けでした。

最初は近所にある低山を何度か登り、

同じ山ではつまらないと、今度はもう少し高い山へと

挑戦したい衝動にかられ、遂には富士山登ってみようとなったのが、

ことの始まりな気がします。

身の回りには登山をする人もなく、いつも手探りの単独山行。

 年を取って山登りを辞めた母親の古い記憶と、

雑誌からの情報しか無く、いつも不安が残る山行ですが、

初めての登った富士山の帰り道、

「もうこんな辛いことするか!」って誓った翌日、

妙な達成感に包まれ、次はどの山に登ろうかなんて考えてました。

今でも外遊びの1つとしてと言う距離感に変化は無いように思いますが、

山を好きな気持ちは以前より増したような気がします。

 

ブログを始めたばかりで、プロローグが長くなってしまいましたが、

ここからは先日行った八ヶ岳の話です。

 

梅雨空といろんな事が重なったせいで、

イマイチぱっとしない7月。

梅雨空を眺めては、漠然と何かをしたいと考えていました。

通年この時期は釣りで忙しい週末を送っているのですが、

何の気の迷いか、山へ出掛けたくなりました。

そうだ、八ヶ岳に登ってみよう。

いつかの雑誌に取り上げられていた、八ヶ岳の記事を探し、

日帰りでも行けそうだと言うことで、早速計画を始めました。

距離やコースタイム的に素人の僕には難易度が高そうですが、

挑戦すると言う意味合いでも、登りたい気持ちが湧いてきました。

 

いざ八ヶ岳

深夜に家を出て、出発予定時刻の5時まで赤岳山荘の駐車場で仮眠をとり、

だいぶ周囲が明るくなったところで、いよいよスタートです。

夏至を過ぎて、だいぶ日の出が遅くなった実感があるこの時期。

予想していたより、登山者の数は少なく思えました。

前日まで雨の予報だったので、キャンセルした人もいたのかもしれません。

予報を覆し青空も覗く天気に、足取りも軽く感じます。


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早朝の森林は気持ち良く、緩やかな登りが続き、

ウォーミングアップと目覚ましには程よいコースです。

ジブリ映画に登場しそうな森を抜けると、

川を縫うような山道を抜け、赤岳鉱泉へと到着。


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そこで山頂の雲に山の影が写る、面白い現象を見ました。

朝飯を取った後、行者小屋へ着く頃には薄暗かった渓谷にも、

すっかり明るくなり、目の前に赤岳、中岳、阿弥陀岳がみえてきました。


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 阿弥陀岳かな?

 

次回は赤岳に向かいます。