毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

意味

近頃、年を取ったせいか、あらゆる事に対して、

その「意味」について、ついつい考えてしまう。

例えば、生きる意味など壮大な物から、

パソコンのキーポイントのJとFについている

突起だったり、考えるものは様々だ。

 

最近よく考えるのは、働く意味である。

4月から新社会人になる人は多くいるなかで、

僕としてはなかなかタイムリーな話題であると思う。

そんな自画自賛は置いておいて、その意味とやらを考えてみる。

僕も社会人になって、20年以上経っていても

未だに働く意味を考えてしまう。

何か芯の通った決意を持って、仕事に就いていれば、

その意味はずっと変わらない人もいるだろう。

ある人はやりがいであったり、お金だったり、

プライドだったり、野心だったり、

社会貢献のような何かの役にたちたいと言う人もいるだろう。

業種によっても様々だし、時間の経過と共にその意味が

変化することもあるだろう。

その年齢や立場、環境によっても変わるものだし、

何が正解とかもないような気がする。

なのに自分の中で答えを出そうとしてしまうのである。

もちろん、自分自身を見つめ直す意味でも、

疑問に思うことは大切であると思うのだけど、

それは人が教えてくれる訳でもなく、

その意味を知ったところで、と言うこともある。

 

これだけ考えても、答えなんて見つからないのはほとんどだし、

考えてもしょうがないと結論付けても、

また結局考えてしまう。

例えば、就職、転職、異動、左遷、リストラ・・・

多くの人もこんなタイミングでは、働く意味を考えるのではないだろうか。

まぁ今も働く意味を考えることについて、意味を見つけ出そうとしている。

そんな堂々巡りなループに、意味があるのではと思ったりする。

 

そんな事を考えていたら、生きる上において、

無意味な事は存在しないのではとさえ思えてくる。

例えば害虫だって、人間からしたら全く意味のない存在でも、

自然界に置いては色んな連鎖の一角だったりする。

すなわちそれはその意味を理解できない、必要としていない

だけであって、違う角度から見れば凄く重要な意味があるかも

知れないということであると思う。

 

春は始まりや、出会いの季節でもある。

何かの意味について、考えてみるのも良いかもしれない。

疫病

コロナウィルスが世界で猛威を振るい、

瞬く間に多方面へさまざまな影響を及ぼしている。

テレビやネットでは連日感染者の拡大を報じ、

迫りくるその脅威に怯え過ごす人も少なくないだろう。

新型のウィルスという事で、専門家でさえ憶測で話をしている段階。

一般の人はその情報に踊らされているところも否めないと思うのだ。

 

かつて東北大震災の時もそうだったように、

未知なる脅威に対して、不安は時に冷静な判断でさえできなくなるものだ。

情報社会の現代、必要な情報はすぐに手に入る。

しかし、その情報を得る人たちが、その情報の表面だけ読み取り、

誤解な行動をしてしまう事こそ、非常な事態の時には

負の連鎖を起こし、それはやがて悪い事態に陥ることもある。

 

かつてこの地球の長い歴史の中では、災害や疫病により

今では考えられないほどの被害が起こっていた。

疫病、14世紀に世界で猛威を振るった『ペスト』。

黒死病とも呼ばれ、1億人もの死者が出たということだ。

当然、現代とは違い詳細な情報などはまとまるはずもいので、

もっと多かった可能性もあるのだと思う。

当時は医学や化学も現代とは比べ物にならないほどだったろうし、

宗教的な神頼みのような事で病気が治ると信用していた事もあるだろう。

例えば、今回のコロナウィルスで、紙製品が無くなるという情報に、

売店から紙製品がなくなったという事件があったが、

ペストの時にはさまざまな憶測から、ユダヤ教徒が井戸に毒を入れたと

言う情報から、迫害や虐殺があったと言う。

現代であっても、人は自分が危機にさらされる不安からは、

正常な判断やその情報の真意を知ろうとすることも

できなくなってしまうものなのだろう。

それが多数の集団心理が絡んでくれば、瞬く間にその情報は広がる。

悪いうわさ程広がる速度は速いものなだ。

 

ペストが蔓延し、それが労働者にまで及ぶと、経済に大きな影響を及ぼす。

現代でも、徐々にその影響は出てきている。

紙製品の在庫はあるものの、急激な品薄の状態で、輸送が間に合わず、

流通にもその影響が迫ってきている。

品薄な状態により不安になって買い足す人、家の在庫がなくなる人、

品薄な状態がつづけばそのような連鎖で、ますます品薄な期間が長引く。

流通が不安定になれば、全く紙製品とは関係ないものまで、

流通しにくくなってくる。

近所のスーパーでは、一時的に米の入荷が遅れ、棚が空になっていた。

このように冷静で正確な判断ができなくなる状態は、

さらなる不安を掻き立て、それが負の連鎖を生み、

さらに自分へとその影響は返ってくると考えてほしい。

こんな情報社会、ネットのニュースでもタイトルだけ読むだけでは

大きな誤解を生むことになる。

 

紙製品のデマも、最初は憶測から始まったものかもしれない。

SNSで何気なくつぶやいた一言が、伝言ゲームのように広まったとすれば、

『なくなるかもしれない』が『なくなる』になってしまう可能性もある。

今やSNSは光のスピードの伝言ゲームと言えると思う。

良い面もあれば、悪い面もある。

ネットは諸刃の剣だと再度認識すべきである。

 

臨時休校、外出の自粛、今までにない経験をして、

時間が経てば不安やストレスも大きくなる事だろう。

かつて、結核日本脳炎、はしかや水疱瘡

日本でも伝染病が蔓延した歴史もある。

しかし、その度に科学の力で乗り切ってきた。

今やそれらの病気は不治の病ではなくなった。

そんな事を言っても今は不安が勝つだろうが、

今はただ耐えながら冷静に立ち向かっていくしかないのだろう。

 

もう少しの間、みんなで頑張りましょう。

 

シロメ

少し前の話になるが、シジュウカラに交じって

ジョウビタキも姿を消した現すようにいなった。

こちらはまだまだ警戒態勢のようで、

殺気を消すための作戦もジョウビタキの前では無力。

カメラを構えた瞬間に飛び去ってしまう。

うむ、中々手強いやつである。

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そんな中、こちらの様子を伺いながらも、

一心不乱にピーナッツをついばむシジュウカラ

本当に優しいやつなのだ。

 

話は変わるが、先日会社で同僚と雑談をしている時の事、

話は音楽の話になり、最近のトレンドまで話は至った。

そんな中、彼が

「そういえば、最近流行ってるアーティストで、

キンググヌーって知ってる?」

あ、それキングヌーね、と言おうとした次の瞬間、

「そのキンググヌーの『白目』ってヤツが良いんだよね~」

し・・・しろめ??

一瞬空白ができたが、それは「白日」だと気づくまでに

そう時間はかからなかった。

その後、他の同僚に突っ込まれ、その後彼は事なきを得た。

キンググヌーの白目、逆に気になってしまっている自分がいた。

 

Sniping

最近はすっかり行けてはいないが、

しばらく前に、雷魚の探索にどっぷりハマっていたことがあった。

その特殊な釣りの世界に、魅了され、毎週のように探索を重ねた。

 

そのスタイルと言うか、戦法と言うかに、

スナイピング(狙撃)と、インターセプト(迎撃)と表現した人がいた。

多くの釣り、特にルアーフィッシングにおいて同じ事が言えるのだが、

ランガンと粘るをかっこよく言った感じだ。

僕はこらえ性がなく、1個所でなかなか粘れない性格なので、

魚のいるところを探して移動を繰り返す。

往々にしてそれが良い時もあれば、悪い時もある。

その状況までつかみ取り、その時その時で臨機応変できれば良いのだが、

そううまくはいかないのが、自然相手の遊びの面白いところである。

 

話は大きく変わるが、前回庭で下を向いて作業に没頭していると、

野鳥がすぐ近くまでやってくると記事にした。

そのお陰で殺気がなくなり、難敵なメジロも写真に収められた。

この作戦が功を奏し、ここのところ連続で野鳥の撮影に成功している。

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スナイピング、なんとなく苦手だったその戦法の意味がわかった気がした。

メジロ

昨年末にツバキ、サザンカを短く剪定したお陰か、

例年よりメジロの姿をよく見かけるようになった。

すばっしっこくて、警戒心も強いようで、

なかなか近づくことができなかった。

 

庭でシジュウカラ用のピーナッツリーフを準備していると、

メジロの鳴き声が近くでするのに気付く。

緊張しながらピーナッツの殻に穴をあける手を止めて、

そっと顔をあげると、目の前の木に止まって鳴いている

メジロの姿があった。

庭で大人しくして作業をしていると、殺気がなくなるのか

近いところまで野鳥が寄ってくることがある。

そんな時の為に、最近は庭で何かの作業をする時には、

傍らにカメラを準備しておくように知恵をつけた。

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枝に阻まれ、ダメ写真の山になったものの、

なんとか顔を拝める写真が撮れた。

そろそろ、花を付けた梅の木にメジロが飛び交う姿が見られるだろう。

花札のイメージで、メジロには梅と頭にポンと浮かぶ。

そんな写真を撮りに出かけても面白いだろう。

今週の成果

冬は降水量も少なく、凍結もする。

雪はあっても、飲める水は少なくなる。

野生動物にとって、冬は水が貴重になる。

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植木鉢の受け皿に水を入れてある。

時折水をついばみ、天気の良い日は飛沫を上げて

水浴びをする姿も見られるのだが、

まだ写真に収められたことはない。

今年は例年に比べ、暖かい冬ではあるものの、

やはり厳寒期の影響もあるのか、

ピーナッツリーフは一週間と持たず、綺麗に中身だけ無くなっている。

これは秋にどんぐりなどの木の実が不作だった影響もあるのかと思う。

そのお陰で、人里にクマを初めとする獣が餌を求めて下りてくることが

危惧されていた時に聞いた情報だ。

野鳥としても同じことが言えるのかもしれない。

 

写真はトリミングなしの接近戦で得た成果。

元々好奇心が強い種だからか、観察の中でとある撮影方法に気付いた。

接近しているだけに、ゆっくり構図を選ぶことはできないが、

トリミングによる粗さが無いので、なかなかな写真が撮れたとおもう。

でも、今年のヤツは人懐っこいので、それが一番の要因かもしれない。

 

後一か月もすれば徐々に家の庭に来ることが少なくなり、

春になれば来なくなってしまう。

そう考えるとちょっと寂しいですね。

 

最近は太陽光ビジネスも盛んなようで、

高齢などの理由で遊休地となった田畑や山に、

ソーラーパネルが並ぶ光景も珍しくなくなった。

しばらく通ることがなかった田舎道、

こんなところにも太陽光発電ができたんだと、

流れる景色の横目に飛び込んできたものに驚愕した。

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ん??ひ・・ひつじ?

 

なつほど、これぞ太陽ソーラーパネルの敷地の有効活用。

発電ができて、羊毛が取れる。

この真意について、是非この土地の所有者に話を聞きたいものである。

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