毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

海の釣り

家から海は遠く、海に行けるのは年に数度。

数少ない海の釣行はいつも楽しみである。

季節によって対象魚が変わり、また潮と言う要素も加わって、

より釣りを複雑にさせる海は、淡水の釣りとはまた違った難しさがある。

今回はお供を連れ、防波堤に訪れました。

 

この時期比較的に釣りやすい、防波堤周りの魚を狙います。

この日のお供は、お義父さんと娘と僕の3人。

普段は単独釣行がほとんどなので、同行者がいるというのは

楽しいものです。

 

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こちらは底でカレイ、キスを狙ってます。

僕は娘の投げる練習に付き合いながら、

手軽にメバルを狙います。

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そこそこのサイズを家族分揃えて、晩御飯のおかずに持って帰ります。

まだまだ釣れる感じでしたが、必要以上の釣らないのも、

釣人である為に必要な事だと僕は考えます。

 

日が傾いてきたころ、撤収の準備をしていると、

この日釣果のない娘は、最後まで諦めていない様子。

ラスト1投と言った次のキャストが、この日1番の飛距離。

ゆっくり巻いてきたところで、娘が何か言っています。

また、根掛りかと思って目を竿先にやると、穂先が叩いています。

魚だ!魚だ!

大人2人は大騒ぎ。

海から姿を現したのは、尺近いキス。

初めての釣った海の魚。興奮気味に鼻の穴を膨らませ、キラキラした目に、

スレた釣り人が忘れかけたものを見た気がした。

この釣行はいろんな意味で、楽しい釣行でした。

いちご狩り

何十年ぶりかにいちご狩りに行ってみました。

生憎の空模様の中、いちごのハウスの中は雨に濡れず、

直射日光もなく、快適にいちご狩りを楽しめます。

行楽と言うと天気の良い日が良いですが、

雨の日には、雨の日の楽しみ方があるものです。

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30分食べ放題。

入口で練乳をもらって、いざスタートです。

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だいぶ少なくなっていたようですが、

花も咲いていて、5月中くらいまでは楽しめるようです。

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中には練乳もいらないほどの甘い物もあって、

序盤はパクパクと進みますが、

やはりそんなにたくさん食べられるわけもなく、

中盤過ぎたあたりで失速・・・

ですが、家族も楽しそうで、やっぱり買って帰って、

家で食べるのとは一味違いますね。

楽しい連休の一コマでした。

遠征 その2

久しぶりの渓で、魚との出会いに足取りも軽く、

さらに上流へと進んで行く。

この渓は切り立った崖に阻まれ、水辺へのエントリーポイントが少ない。

一度水辺に降りると、かなりの距離を戻ってこなければならず、

ポイントの選択をより慎重にしなければ、

時間だけを消費するはめになる。

崖の上を走る山道から水辺を眺め、水量による流れの形成具合を確認しながら進む。

結局、何度かのチェイスはあったものの、バラシがやっと。

そんなことをしていると、深い谷にも日の光が落ちてきた。

所要があるので、この日は時間もなかったが、

さほど落胆も焦りはなかったのは、

その時間帯で1つ核心のポイントが頭の中にあったからである。

それを見越して、そのポイントは飛ばしてあったのだ。

 

この日最後のポイントと心に決め、

このシチュエーションでは絶対的なルアーへと取り換える。

一応手前を軽く打つが、社交辞令のようなもので、

一刻も早く核心のポイントへ打ち込みたい衝動を

ぐっと堪え、ひとつ深呼吸をする。

バックハンドから放たれたルアーは、白泡の中に消える。

スッと落とし込み、1つ目のトゥイッチに衝撃が竿を介して伝わった。

 
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今日の釣りを考えたら、これで十分と思えるほど。

遠征で来たからこその、出会い。

写真を数枚撮った後、ラインチェックをして、すぐさまキャストを再開する。

方法は先ほどと同じ、キャストで少しずつ落とすポイントを変える。

その数投目、ゴンと言う衝撃の後、即座に合わせると、根掛のような重み。

しかし、のそのそと動き出すところを見ると、どうやら本命が来たようだ。

ここ最近は竿のパワーが強すぎて、簡単に寄ってくるのが常だっただけに、

あ!寄ってこない!と、その時思った。

流れに乗り、下流へと走る魚を、強引に向きを変える。

後ろに移動しながら、太い流れから引きはがした。

久々に深い曲がりをする竿を横目に、さらに気持ちも高揚する。

浅瀬に追い込むように、魚を足で囲むと、

「よっしゃ!」と自然に口を突く。

 
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間違いなく思い出の1尾となる魚が、

遠征と言う特別な釣行での出会いで、

自分の中の価値観を凌駕するほどの衝撃を覚えた。

いろんなタイミングで、再び出会うことができたこの渓の魚。

そんな出会いに、感謝しなければならない。

また来年、来られるようなら、また遊ぼう。


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遠征

年に数度、地方へ遠征に行くのが、

ここ10年ほど恒例になっている。

遠征には色々な目的があり、

それは釣りだけが目的ではなく、

他の要素があるからこそ、釣りの思い出も

際立つものになると思うのである。

 

仕事終わりに車のトランクに荷物を詰め込んで、

深夜の高速を目的地へと走らせる。

窓に流れる街の明かりが徐々に少なくなると、

日常の喧騒やしがらみも、一緒に流される感覚も、

また遠征と言う旅の良いところでもあり、

自分に戻る瞬間でもあるこの時間が好きなのだ。

 

早朝に目的地に到着すると、軽く横になり

しばしの朝寝で休息。

初日は偵察と所用を済ませて、翌日に備えた。

 

この時期徐々に日の出が早くなり、

冬の間怠けていたことで、なかなか布団から出られない。

そんな事をしていると、出発する頃には東の空が白み始めていた。

 

数年ぶりに訪れた渓は、あまり変化も無く、

記憶のままの渓相が出迎えてくれた。

そのどこか懐かしい風景が、数年前の釣りを思い出させ、

無意識のうちにポイントとなる縁にたどり着いた。

 

過去の記憶では水位は平常、水の色も最高な透明度。

久々に会う渓に、挨拶もそこそこでいざキャストを開始した。

長旅の疲れもあり、そろりそろりと打ち上がる。

早速この日初めての魚信を得ると、俄然やる気が満ちてくる。

山桜も散り始め、花弁が舞う美しい山並みを横目に、

さらに山の奥へと歩を進める。

ウェーダー越しに伝わる水温は、早春を思わせる冷たさで、

山頂の残雪の様子から、雪代の残りがあるだろうと予想させた。

 進行方向左手に緩やかにカーブするその先に、

良さそうな深みを隣接するポイント。

前回の記憶を辿っても、そんなポイントがあっただろうか?と

思い出すことができないでいた。

地形の変化か、水位の関係か、とにかくキャストを始めた。

少しずつキャストの精度を上げていきながら、

核心のポイントに投げ入れるが、魚からの反応はない。

トレースコースを変えるように、アプローチを変化させる。

3投目だったか?コツンと当たったような気がした。

次のキャストで明らかなアタリを、抑え込むようにアワセを入れる。

 
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小さいながらも元気な魚。

遠征と言う釣行の中、どんな魚でも嬉しいものである。

 

こうやって遠征の楽しい釣行が始まるのである。 

頂き物

ひょんな事が切っ掛けで、少し前にランディングネットの

オーナーさんより、すごい頂き物をした。


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PENTAX K-30

新しい一眼にステップアップしたことで、

出番がなくなったと言っていたが、

僕にとっては高根の花のデジタル一眼。

こんな高価な物をいただいていいのだろうか?と悩んだものの、

贈っていただいたオーナーさんの気持ちを汲み取り、

ありがたく頂戴することで、贈り主の気持ちに応えるなんて、

都合の良い解釈をして、自分への言い訳とした。

 

僕の親父はその昔、自称写真好きだった事もあり、

フィルムの一眼を所有していた。

若い頃、お遊び程度にかじった写真。

一眼レフを首からぶら下げて、その気になって結構写真を撮って回った。

今でこそデジタル全盛で、一眼のファインダーを覗く女子を、

街中や公園、山などでも見ることは珍しくなくなったが、

僕の若い頃は写真の趣味と言うと、少し特殊なジャンルだった気がする。

まず、カメラ事態は高価だし、その撮影法に関しては

マニアックな部分も兼ね備えている。

どちらかと言えば、好きな何かに執着するあまり、

より綺麗にそれを記録したいという思いの延長が、

一眼レフと言う領域の趣味な気がする。

例えば鉄道マニアだったり、モーターショーに現る、

カメラ小僧などのイメージが僕の中ではそれにあたる。

 

話は大きくそれたが、趣味の領域の写真が

大きく変化したんだなぁと、この頂き物で考える切っ掛けとなったのだ。

 

デジタル一眼には少し前から興味はあった。

今は手の届きそうな価格帯の物や、

ミラーレスなんて小型かつ、一眼に近い写真が楽しめる物まで、

今やその懐は深く、老若男女広い世代に楽しめる趣味として広がったのはうなずける。

いずれにせよ、僕には良い切っ掛けとなった事に違いなく、

この事でより深くカメラを贈ってくれたオーナーさんに、

感謝ることとなった。

 

話は戻りますが、頂いたカメラは防塵、防滴、

外遊びの好きな僕にとって、気になるカメラの1つでした。

さすがは同じ趣味を持つオーナーさんならではのチョイスしたカメラである。

一眼なんてもう十何年も触っていなかっただけに、

機能はもちろん、カメラの知識さえおぼろげで、

少しずつ得る使い方の知識と、あぁ・・・こうだったなぁと言う記憶。

まずは1枚1枚撮りながら、良い写真が取れたら、

オーナーさんに見てもらおう。

いや、見せられる物を撮れるようになろうと、

思えるようになっていた。

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まずは動かなく、そのもの自体がすでに美しい、

裏庭に咲く野草を相手に練習を重ねていく。

この少しずつ分かっていく、このプロセスは何にしても楽しい。

 

オーナーさん、大切に使います。

ありがとうございました。

 

川原の散歩

朝の散歩のような釣行、
川原に陽が差し込むと、
川底のかなり深いところまで、
手に取るように見渡せる。

気が抜けていた時、流れの中から飛び出してきた魚にドキッとする。
ルアーにじゃれつくような攻撃をするのは、
手のひら程の1年生ぐらいの子たちだろうか?
しきりにつつかれるが、針にはなかなか掛からない。
手を変え品を変え、ようやく手元まで寄せてきたとき、
ランディングネットを忘れたことに気付いた。
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ランディングネットを作っているのに、
一番間抜けな忘れ物だと笑えてきた。

いつもより長い距離を散策し、
バラシが多く、キャッチできたのは2尾。
でも、負け惜しみではなく、食わせられたことで、
どこか満足している自分がいる。
帰宅すると夏のような日差しが照りつけ、
すでに季節の移り変わりを感じさせる、
4月の出来事でした。

嬉しい便り

竹ランディングネットのオーナーさんより、

嬉しい便りが届きました。


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魚も去ることながら、写真が美しい。

いつも写真をいただいては、自分が釣った魚のような

嬉しさが込み上げます。


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網の色と、サビの入った魚の色合いが

とても良いですね。

 

これから春の良い季節、

どんな写真が送られてくるか、

ますます楽しみです。