毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

2023年を振り返る記事

コロナの行動制限が解除になり、スーパーで買い物する時であっても、人の流れが忘れかけてきた『日常』を取り戻して来たように思えた2023年という年。世界的にみれば、戦争や異常気象、物価の高騰、輸出入の制限、国際情勢の不安など、まだまだみんなが安心できる『日常』とはかけ離れている。そんな中、明らかに昨年とは違う部分をこの記事を頭の中で整理している中で思ったことがある。それは自分の気持ちの変化であるような気がした。やはり、行動制限と言う拘束がある生活を約2年続けてきた事による見えないストレスの影響は、自分が感じるより大きいものだったのかと今になってはそう思うことも少なくはない。そして、それは多くの人が同じ様にそう思っていたことだろう。周囲の表情の変化も自分の気持の変化に繋がっているような気がする。数年マスクに隠された人々の表情が見えるようになったのも、大きな要因ではないかと思っている。

前置きが長くなりましたが、そんな大きな変化をもたらした2023年を振り返って見たいと思います。

 

行動制限が徐々に緩和の方向に向かっているのを感じた春先。そんな雰囲気を察した友人からショアジギングのお誘いがあった。今年になって購入した僕のニュータックルの初卸に誘ってくれたという理由もあるだろう。ニュータックルのデビュー戦に花を飾ることはできなかったけど、友人にキャストのコツをレクチャーされたり、動画を撮ったり、初釣りとしては楽しい釣行となりました。

 

 

毎年恒例の春の遠征、今年は川の方は雨による増水などで思うような釣りができなかったけど、それでも期待は裏切らないのがこの地の川である。今年も美しい魚がお迎えしてくれた。

 

 

今年は海が良かった。ライトゲームは安定の釣果。ライトタックルに思わぬ大物が掛かり、早朝の防波堤はてんやわんや。ピックアップの時にバラしてしまったイナダは念願の新調したショアジギングロッドの入魂となった。

 

梅雨前には友人と思い出の川へ。以前入ったポイントではなく、友人が開拓してくれたポイントに案内してもらった。相変わらずこの川は何か大きな期待感のある。友人と仲良く良い釣果で、良い疲労感に包まれた釣行でした。

 

初夏にはキス釣りに行きました。キスを釣った経験がない友人とキス釣りへ。キスだけをターゲットにした釣行は久しぶり。時期的なものと、天候に恵まれず、僕はフグのみだったが、友人は1尾のみだったけどお目当てのキスが釣れた。何にしても釣人にとって初魚は特別であるとお思います。そんな瞬間に立ち会えたことが嬉しい釣行でした。

 

 

夏本番、またしても友人の初めてシリーズ、キジハタを狙いに海へ。残念ながら友人に初魚とはいきませんでしたが、久しぶりのベイトタックル、ワームの釣りを友人とやれました。昔、一緒にバスで夢中になった友人でもあるので、そんな部分でも楽しい釣行でした。この釣行の数日後、友人は単独で再びチャレンジし、見事キジハタを釣り上げ、初魚を手に入れることができました。

 

 

夏の遠征は台風にヒヤヒヤしながらもなんとか遂行することができた。しかし、釣りの部分ではなかなか良い釣りはできなかったけど、真夏は毎年あまり良い釣果には結びつかないことが多いのもこの時期ならでは。そんな中でも元気いっぱいな渓魚に出会えたのは嬉しい事です。

 

 

秋には友人とアオリイカと青物狙いに海へ繰り出した。ポイントの開拓からはじめて、釣果に繋がらない釣行を2度行ったけど、期待の1尾に辿り着けなかった。今年はハズレの年だったのかもしれないけど、経験の少ない僕らにはそのことを知る由もなく、ただ来年への作戦を帰路の車内で立てるのはいつものことである。

 

 

何年かぶりにこんなに釣りに行った。色んなことに挑戦したし、1年の中でこんなにも海に来たのは僕の人生でも稀である。しかも、友人とこんなにも一緒に釣りができたのが今年1番の収穫でした。それもこれも、コロナ禍からの脱却が大きな影響を及ぼしているのだと思いました。

 

来年は今年以上に色んな釣りをやって行ければと思っています。

久々に楽しい1年でした。

りんご

長野の友人からりんごが送られてきました。

箱の中には何種類かの品種が入っていて、よく聞く品種から、全く初めて聞く品種まで、その見た目や袋を開けたときの香りまで、並べられるとりんごの個性がよくわかります。

あいかの香り

さんフジ

シナノスイート

シナノゴールド

これがお店で並んでいても、僕の場合は手堅い知っている物を買ってしまうだろうなと思います。そんな僕にとって友人の贈り物は僕の世界を広げてくれます。友人の勧めであれば僕も躊躇することなく、次回お店で見た時に手に取ることはができそうです。

そんな『粋』な贈り物を家族で味わう晩秋の出来事でした。

スーパーパルサーネオ

たまたま良い出物があって、中古で竿を仕入れました。

ウエダ スーパーパルサーネオ NSS-50UL/C

某釣具屋店主の影響をモロに受け、そしてこの昭和レトロな風合いに惹かれ、自分が所有する渓流ロッドのお気に入り第一位に君臨するウエダの竿と同じシリーズという事で以前から探していたところ、ようやく手に入れることができました。

コミが多少ゆるいぐらいで、この年代のものにしては美品の部類だと思います。昔は第一線でバリバリ魚と戯れていたのかと思うと感慨深いですね。

よく、中古の竿には手を出さない方が良いなんて言われました。確かに竿は新品で買った時が一番いい状態で、そこからだんだんと性能は落ちて(劣化して)行くものだと思います。使っている本人でも、徐々にその性能が落ちて行くことに気づかないほど、微妙な違いではあると思いますが、リールとかと違いメンテができないという所から使い込んだものは危険であるのは事実です。前のオーナーがどんな使い方をしているかわからないですしね。その部分で言えば、車のタイヤと同じであると思います。そう考えると『消耗品』なのかとも思えてきます。

でも、それらを全部ひっくるめても、覚悟を持って手に入れたい物ってあるわけで、そういう面ではタイヤとは違う『消耗品』では無い一面もあると言う不思議なジャンルだと思いました。

当面使う予定は無いですが、手に入る時じゃないと手に入れられないものなので、未来への投資でもあると思います。その時が来るまで楽しみが増えた感じです。

研ぎ

今年も植木の剪定の時期が近づき、鋏を研ぎました。

ついでに包丁も研ぐのも恒例行事化しています。

何も考えずひたすら鋭く研ぐ作業は楽しい。

研いだ鋏や包丁の切れ味が復活すると嬉しい。

特にうまく研げた時は、自画自賛する。

そんな細やかな喜びは、ストレス発散になったりするものである。

釣りキチ三平

僕らの世代であれば名前ぐらいは知っているのではないかと思います。釣り漫画の金字塔とも言うべき釣りキチ三平。僕の子供の頃はアニメで見ていた世代でも、恐らく再放送だったのではないかと思います。僕が住んでいた地域には農業用のため池や、河川が近所にあり、子供の遊びと言えば釣りは野球と同じぐらいポピュラーなものでした。そんな釣り好きがこぞって見ていたのが、この釣りキチ三平と言う漫画でした。

大人になって釣りをまたやるようになって、釣りの友人たちとの会話にも釣りキチ三平の思い出話しが度々登場してきます。薄れた記憶を呼び覚ますかのように、三平少年が活躍する場面を思い出し、その話題で何十年と経過した今でも話が尽きないほど、記憶に根付いている漫画です。何十年と経過した大人になった感性で、もう一度読んでみたいと思って何年も経っていた。

世間がコロナ騒ぎで巣ごもりしていた頃、古本で買おうと思っていたころもあったが、いつかいつかと結局、購入に踏み切るまでには至らなかった。

そんな僕がついに購入した。

切っ掛けと言えば、矢口高雄氏が亡くなったこと。氏の死後、一時古本市場で価格が高騰したのを切っ掛けに購買意欲も一時低下したのだが、オークションで手頃な価格のものを落札でき、思いがけず手に入れることができた。何年、いや何十年越しに憧れていた本を手に取り、童心に帰る。

読み進める中で、またその思いを記事にしたいと思います。

ガイド交換

僕が愛用している海の小物釣り用のソレア。購入して12年ぐらいだったと思う。年に何度かしか行かない海なので、使用頻度はそれほど高くないものの、メバルなどと遊ぶには欠かせない竿になった。

そんなある釣行でトップガイドが回転していることに気づいた。どういうことになっていいるかは分からなかったが、手で回して戻せたのでしばらくはそのまま使用していたものの、ガイドが飛んで行って釣行不能になるのも嫌なので、重い腰を上げて修理することにした。

 

まずはガイドを外すためにスレットを除去。

 

何年かぶりにスレットを巻いたものの、失敗しては巻き直し、ほつれては巻き直しの繰り返し。先端が1mm以下と言う細さで、素人には難易度MAX。スレットを1箇所巻くだけでどのくらいの時間を費やしたか・・・。やる前に練習しておくべきでした。

 

久しぶりにロッドモーター登場。これも5年ぶりぐらいに使いました。

 

飾り糸を入れたかったのですが、面倒になって諦めたのは言うまでもなく、修理が目的であれば必要十分。使った糸がちょっと太かったのと、エポキシてんこ盛りで、ちょっと厚ぼったくなってしまいましたが、まぁ僕にしたら上出来です。

 

この冬、久しぶりにロッドのリメイクでもしようかななんて思いました。

浮島

山の中にひっそりと隠れるようにある小さな池。

池の中央付近に水生植物の『浮島』が浮いている。

その浮島を照らすように陽が差し込んで、神秘的な光景に見えた。

水辺に立つと魚や、水生生物を探してしまうのは釣人あるあるではないだろうか。

残念ながら足元に見えたのはアメンボのみだったけど、山に住む動物たちにはオアシスなのだろうと思うとなんだかそれだけで楽しい気持ちになる。

今回は真夏に訪れたのだが、違う季節の顔を見てみたくなった。