毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

大人の夏休み 2

夏の渓は2年生ぐらいの魚が元気だ。群れをなし、流れに沿って定位しているかと思えば、不用意な一歩で蜘蛛の子を散らすように僕の足元をすり抜けていく。そんな食い気のある元気なやつをテンポよく釣っていくのも、この時期の楽しい釣りの一つだ。風呂桶程度の場所でも反応があるが、ストロークが少なく掛かりが浅い。掛かってすぐの場合もあるが、足元でポロリもある。恐らく今年おろした竿との息がまだ合っていないこともあるのだろうが、血気盛んなヤツも多くミノーに喧嘩売ってくるっていうのもバラしの多さかもしれない。

 

空の青さが際立って、陽が頭の上に上がってくると、徐々に反応が薄れていく。それは人間側の集中力の問題かもしれないが、辞め時を図るにはちょうど良く、楽し良い一時を過ごせた満足感と少しの疲労感が心地よく感じられれば、それで休みは満喫できるのではなかろうか。