毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

デジイチ

f:id:gonfactory:20170424194457j:plain友人よりいただいた大切なデジタル一眼レフ

Pentax K-30

先日のキャンプに持ち出したところ、撮れた写真は真っ暗。

あれやこれやといじって見ても、撮れる写真は真っ暗け。

いくつか撮れる設定は、LVにしてマニュアルフォーカス、

露出を高くする(F20とか)とかである。

ホワイトバランスを調整してもまったく無意味で、

気付けばSDカードの中には、真黒な写真ばかり。

流石に素人でも、これはカメラの異変か?と感づいた。

 

家に帰って色々としらべたら、K-30の泣き所のようで、

ちょっと調べただけで同じ症状がいっぱい出てきました。

結論は絞りを調整する部品の不具合らしい。

詳しく説明するのもアレですので、

気になる方は『ペンタックス K-30 真っ暗』でググって下さい。

 

修理代はリコーのホームページで、

見積してみると17,000円くらいだそうです。

ここまで来て色々考えたのですが、

K-30を修理に出す、新しいのを買う。

この二択で、流石に一度足を突っ込んでしまった

一眼の世界からは戻れないような気がします。

一気に上位機種へ乗り換えか?そんな欲もでましたが、

10年使った洗濯機の故障で買い替えたばかりで、

そんなお金もあるわけもなく。

防塵・防滴でアウトドアシーンで気兼ねなく使える、

ペンタックスは確かに魅力。

それなら、K-70って手もある。

同じペンタックスなら、レンズも使えますし。

確かにキャノン、ニコンも魅力なのですが、

今の使い勝手と自分の実力を考えると、

ステップアップはもう少し先でも良いような気がする。

と、なると今は修理に出すのが一番理にかなってるのかなぁなんて思う。

なにせ、友人からいただいたものでもあるし、

写真の楽しさを再び思い出させてくれ、

写真の練習に付き合ってくれたカメラである。

やっぱ大事に使いたいなぁって思うのです。

 

 

家族キャンプ

今年は長梅雨の影響で、なかなか行く事の出来なかった

キャンプへ家族で出かけました。

この日までに豪雨で2度ほどキャンセルを経て、

ようやく今年初のキャンプとなりました。

この日も天気は今いちではありましたが、

危機的な雨(台風とか)ではなかったので、

予定通り遂行です。

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雨のせいか、キャンプ場の人入りもまばら、

お陰様で両サイド、前後のサイトは空きで、

しとしとと降る雨の中、ゆったり過ごせました。

テントの設営、撤収以外なら、雨の日のキャンプも

オツなものです。

 

翌日に観光に出かけ、雨の中の観光と家を出た時から

腹をくくっていましたが、曇天の中なんとか傘もいらず楽しめました。

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撤収も奇跡的に雨は止み、びしょ濡れで撤収せずに済みました。

帰りには一度登ってみたかった、こんなところにも行ってみました。

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蒸し暑さの中テントの撤収をし、プシュッと一杯やりたいところですが、

家路までの運転が控えているので、ノンアルで今回のキャンプの

総評とします。

子供もいつまでついてきてくれるか、

後2年?それとも来年には行かないって言ってくるのか・・・。

まぁ、楽しめるうちに楽しんでおくことにします。

年内後何回行けるかなぁ。

近いうちにまた計画したいと思います。

殿堂入り

渓流のルアーを初めて、最初に買ったルアー

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いわずと知れた、スミスのDコンタクト。

ヘビーシンキングの金字塔、

このミノーが渓流のルアーを変えたといっても

過言ではないと思う。

僕も渓流ルアーを初めて最初に買ったルアーが、

ジップベイツのリッジと、このDコンタクトである。

色んな魚を連れてきてくれて、

色んな思い出を作ってくれた。

根掛かりやミスキャストで次々とロストされるルアー達を横目に、

ずっと僕のルアーケースに入り続けた、

僕にとって唯一無二のルアーである。

未だに下手くそは治る事のないものの、

キャストがうまくなったのもこのルアーのお陰である。

後ろのアイは何度も曲がっては直し、

どんなに根掛っても戻ってきて、

どんなに石に叩きつけられても、

割れることなく魚を連れてきてくれた。

 

そんなDコンタクトだけど、そろそろ後ろのアイの根元に

ヒビが入り、ロストしないところで殿堂入りに

してあげようと思う。

最近は他のルアーに代わり、すっかり出番も無くなってしまったけど、

釣れない日に最後に神頼み的に使ったりした、

僕の中でそう言う位置づけのルアーである。

 

こんな思い出に残るルアー、

あなたはいくつ持っているでしょう?

 

しばらく前になるのですが、とある神社に行った時の事でした。

カミさんのマイブームでもある御朱印集めで訪れたのである。

それまでは年に1回、多くても2回ほどしか訪れない神社仏閣、

こんなことがなければ年に何か所も訪れることはないのだが、

御朱印集めはそんな足の遠のく文化への関心を寄せる良い機会なのかなぁ

なんて思うのである。

 

話が脱線しましたが、そのとある神社の境内には、

放し飼いになったウサギが数羽いた。

珍しい光景の中、御朱印をもらいに行くと、建物の奥から

1人の神主が現れた。

その神主に御朱印をもらいに来たことを伝えると、

その神主は開口一番「ウサギは好きかい?」と問いかけてきた。

「はい、好きです」と伝えると、

「手を出して見なさい」と神主の云うがままに、両手を差し出した。

神主は上着のポケットに手を突っ込み、何かを僕の手の上に乗せた。

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生後二週間のまだ目も開いていない子ウサギでした。

山奥にあって、トンビ、イタチ、カラス、フクロウ、と言った、

外敵の多いので、ちゃんと自立するまでは守ってあげるのだそうだ。

外に出れば敵だらけ、そんな中強く生きてほしいと、

神主の気持ちが伝わってきた。

そんな手の上のぬいぐるみのような子ウサギを

娘の手の上にも乗せてあげた。

ワーワーと嬉しそうな声をあげ、かわいいかわいいとしきりに言っていた。

その小さな命を手のひらに感じ、優しい心が芽生えれば、

そんなことを思いました。

冗談

それは2012年の6月ぐらいだったか、

季節は丁度この季節、初めて竹ランディングネットを

製作した年、試行錯誤の末ようやく完成したネットを

友人に宛て送った。

それを遡る事2年前、その友人は本流のレインボーに憧れ、

トラウトを初めた。

それまでは一緒にバスをやっていたが、魚の大きさ、

強さ、そして夢を抱くには充分な相手だった。

それゆえの難しさは、人づてに聞くよりやってみる事で、

実感したく、僕も引き寄せられるようにその釣りを始めて、今に至っている。

 

話は脱線したが、先日当ブログでも先日紹介したが、

その魚を超える魚を釣ってきた。

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確か彼にネットを作った時、

「このネットからはみ出る魚を狙いますよ」と

冗談交じりで話していた記憶がある。

それは冗談ではなく、いつか叶えられる目標だった事だろう。

本流を初めて9年、一時仕事でトラウトの釣りを離れていた期間はあったけど、

再びこの地に戻ってきて、ネットからはみ出るほどのニジマス

写真が送られてきた。

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おめでとう。

そしてありがとう。

記録の瞬間に、僕の作ったネットが同じ空間に同席する。

そんな感動は、作った物にしかわからない、

人の魚を心底喜べる、そんな瞬間である。

色々大変なこともある。

自分の時間を削り、少なからず経費もかかる。

親切の押し売りをするつもりはないが、

そんなのも一切合切チャラに出来るほど、嬉しいものである。

 

年を重ね、仕事に家庭、周囲を取り巻く環境が変わり、

昔のように釣り一辺倒な生活も難し状況にはあるけど、

年数回は一緒に釣りをして、話を聞かせてください。

縛り

竿のリメイクを教えてくれた友人が、

面白い竿を作ったと連絡があった。

古いグラスロッドに古い富士のガングリップを付け、

アブの2500Cをのっけた写真を送ってきた。

アレコレ竿談義に花を咲かせていると、

その竿の入魂に行かないかと嬉しいお誘いを受け、

渓流ベイト縛りの釣行と相成った。

 

特に天候なんぞは気にしてはいなかったが、

当日お昼前まで傘マーク。

集合場所に到着すると、ポツリポツリとフロントガラスに

雨粒が並んでいった。

友人と合流して、車を1台に乗り換え、いざ標高のある山へ向かう。

山の麓のコンビニに着く頃には、雨粒も大きさを増していた。

 

今回の目的地は、標高1800mほどに流れる渓流。

河原の脇に車を停め、結構な雨が降る中準備をする。

雨のせいもあり、吐く息は白く、こんな状況を想定して、

春先に着るインナーを着てきたにも関わらず、

肌寒ささえ感じた。

 

河原の土手を下り、水の中に入れた足が冷たく感じる。

平地では真夏のような日が続き、梅雨入りをしたというのに、

ここはまだ初春である。

それは、北海道に遠征に行った時と同じく、

普段の生活とギャップを感じる気候に、

自然の面白さを感じた事を思い出していた。

 

川幅3~4mほどの渓相が続く。

先行を譲り合いながら、早めに入魂してくださいとの

僕からの一手で、先行は友人になる。

雨の影響か、はたまた違う要素なのか、

友人とお互いここに居ると思わせた場所では、

ことごとく不発。

それでも、釣りのうまい友人は魚を掛けてみせる。

残念ながらジャンプ一番、フックアウトしたものの、

あぁー!とか、おしー!とか、

いつものお一人様では味わえない楽しさがある。

雨の降る中、いい年したおっさん2人が、河原でテンションが高い。

そんな中、無事友人の竿の入魂をする1尾が現れ、

とりあえずは目標達成と喜んだ。

 

入魂を理由に先行させ、たとへ僕自身の理由で

釣れなかったとしても、「今日は譲った」なんて言い訳の利くと

思っていただけに、入魂を機に先行させてくれる事に、

少々プレッシャーを感じながら、今日1尾目を狙う。

1つ前の瀬でアタリがあり、目の前までチェイスがあった。

一つ瀬を乗り越えて、次も先行を譲られ、緊張の中キャストした。

鋭いアタリと共に、強い引き。

続けざまにもんどりうってジャンプする。

なんとなくイワナのファイトとは違う気がしたが、

ネットインさせて驚いた。

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綺麗なニジマス

見た目から放流物ではなく、この川生まれのこの川育ちのようだ。

とりあえずボーズは間逃れた。

 

その後も魚からの反応は程よくあり、

友人と2投交代しながら、釣ったりバラしたり、

釣れた魚に2人で喜び、大きな声を上げ落胆したりもする。

それはまるで、小学生の頃の釣りである。

 

そろそろ脱渓に近づいた時、ふとランディングネットが

無い事に気づいた。

一度、最後にネットを使ったところまで戻ってみた物の、

ネットは見つからず。

ランディングネットを作るのに、紛失するのはこれで3回目である。

1度は諦めた物の、友人も捜索に加わり、再び川沿いを捜索していくと、

先ほど戻ってきたポイントの、ほんの少し下流の落ち込みに、

少しだけ水面から出ているネットを発見した。

友人にはお騒がせしてしまい、大変申し訳なく思ったものの、

そんなエピソードも子供の時の思い出に登場しそうで、

それはそれで面白いなぁなんて思ったりした。

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気付けば11時ぐらいから始めた釣行も、

飲まず食わずで16時になろうかとしていた。

高低差なく蛇行する渓相は、北海道の湿原とよく似ていた。

倒木があり、その下を通すと、今日1番のシルエットが、

ルアーを追いかけるのが見えた。

終盤になってもまだ、チェイスに2人興奮していた。

ラスト1投と言いながら、お互い交互にキャストをする。

最後の1尾、ドラマのようにはいかなかったが、

今日の出来事を話しながら、下ってきた川を、

車の止めてあるところまで戻る。

なかなかこんなに楽しい釣りはないのだが、

ここ最近は友人のお陰でそれが出来ている。

そんな事を嬉しく思ったりする。

探索

令和になって約1月ほど、各地でこの時期しては

記録的な暑さに見舞われた5月。

すでに夏になってしまったような気温に、

毎年どちらからともなく声をかける、

友人との釣りの約束も、この変な気温ですっかり

季節感を無くしたのか、危うく忘れかけていたところを

急遽折り合いをつけて渓に行く事になった。

 

どこの川に行こうかと話す中で、

実績ある川か、それとも新規開拓か、

迷いながらもどちらからともなく、

新規開拓を選択した。

県をまたいで流れる川の丁度県境ぐらいの支流。

いくつか候補があったものの、特に決め手があったわけでもないが

その1本の支流を探索することに決まった。

 

1年の内で日の出が早くなっていく頃、

いつもの集合場所に付いた頃には、辺りは明るくなっている。

年々体力も低下し、朝がだんだん遅くなってきたのもあるだろう。

久々の再会はいつもの通り、釣り場に向かうまでの間、

やはり釣りの話になる。

今日の川の話、先日LINEで送ってきた魚の話、

いつあっても、話の内容はさほど変わらない。

 

朝もやの中、支流に入るとうっすらと濁りがあり、

それは雪代によるものだと、この日の厳しい状況が

すぐ脳裏に思い描かれた。

崩落で通行止めの山道を、迂回するように車を走らせる。

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朝日に山が映え、こんな景色もこんな釣りの醍醐味。

さらに奥に入っていくと、ようやく川に近づいて、

その流れを見て衝撃を受けた。

下流で雪代だと思っていたのは、ひどく白濁した水で、

ほぼ透明度は無い。

少し投げてみる物の、もちろん反応も無く、

早めに切り上げて川替えをすることにした。

 

次の川は実績があり、魚には触れるだろうと確信のある川だ。

ワクワクは少ないのだけれど、その分釣る事に集中して楽しめる。

案の定、飽きない程度の魚からの反応。

釣だけにやはり釣る楽しみがある事に越したことはない。

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昼を過ぎたところで脱渓し、道の駅の脇に車を停め、

遅めの昼食を取った。

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昔はこんな風に昼食を取る暇も惜しんで、

釣に没頭していたけど、その日の話をしながら、

お湯を沸かしてカップラーメンを食べたり、

コーヒーを沸かしたり、そんな事も楽しいと思えるようになってきた。

この日も気温は高く、暑い日であったが、

木陰は爽やかな風が吹き抜け、ホットコーヒーが心地よく感じる。

 

帰る道中、次に繋がるようにいくつかの川を見ていった。

面白そうな渓相、地図では知りえる事ができない情報、

僅かな時間であったが、ワクワクするには充分すぎる時間。

あっという間に朝の駐車場まで帰ってきた。

別れ際に、次回の話で盛り上がり、帰宅の途に着いた。

また、一緒に釣りしましょう。

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