日は明けて翌日。
この日は朝から青空を覗かせ、昨日とは一転気温は高くなる予報だ。
心配していたウェーダーだが、秘策を思いつき対策は万全である。
その秘策とは「ノーソックス イン ネオプレーンソックス」
単純に裸足でウェーダーを履くと言うだけのものであるけど、ハナから裸足であれば、帰り道の靴下はドライの状態だ。
昨日の雨で露がしたたる新緑の草や木の葉。大気の塵が雨で洗い流されたこともあるだろうけど、艷やかでその緑が目に眩しく映された。最近出不精になっていたせいもあって、外の空気がこんなにうまいものかと思い出させてくれた。
これだけでも今日は釣れそうな予感がした。
昨日とは違う川に入った。比較的序盤にこの川で随一のポイントが現れる。そのポイントをじっくり攻め、早い段階で魚に会おうと言う作戦だ。しかし、過去何度もスカされているのも事実。絶好のポイントであるのは間違いないのだけど、なかなか釣るまでに至らず、以前このポイントでいい魚に出会ってしまっただけに、そのイメージが拭えないのもこの場所に拘る理由の一つだけど、どう考えても一級のポイントには間違いない。後は条件や技術の問題かもしれないと思い、何度もチャレンジはしている。
崖をゆっくり下り、目の前の流れをゆっくり流すと小さなヤマメにルアーが襲われた。あいにくスマホを取り出している最中に逃げてしまったが、幸先よく良い釣行をきたいさせた。
しかし、その後は一級ポイントも不発。数匹掛けるものの、バラしてしまう。魚止めの堤防まで丹念に探っていったが、なんとか1尾写真に納めるのが精一杯。
初めてのタックルが原因なのか、他の原因があるのか。いずれにしても上手い人はこんな状況でも釣るだろうし、技術的な要素は大きいに違いない。
久しぶりにゆっくり釣りをすることで、改めて釣りの楽しさ、自然の中で活動することの気持ちよさを思いだずことができました。このままコロナが収束し、以前のような生活が戻ることを願いましす。