毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

僕の故郷

県内の色んなところから眺められる背の高い建物。

田舎にひょっこりと顔を出すその建物の最上階の展望スペースから、僕の故郷が一望できる。

僕はそれほど故郷に愛着はないが、この景色を眺めているとなんとも言えない淡い気持ちになるのは、そこに沢山の思い出があるからなんだろう。

釣りをした川、ツーリングに行った峠、山頂からこの建物を眺めたであろう山、昔の彼女と車で走った幹線道路、ツレと朝まで飲んだ街。

思い出すのもしんどくなるほど、この景色は思い出にあふれている。

そんな何の変哲もない、そんな景色が、僕は嫌いだ。