毎年この時期になると訪れる高原のキャンプ場。
今年で3度目となる。
何が魅力化と言われれば、一言で言い表すのは難しいが、
我が家のスタイルに合っているキャンプ場と言ったところだろう。
雄大な山々に囲まれ、どことなく異国おも連想させ、
避暑地として別荘も数多くあるこの地は、
何かしら言い表せない魅力を秘めているのだと思う。
キャンパー達のマナーがとても良いところも、
毎年訪れる理由の1つだと思う。
場所がそうさせるのか?そう言う場所だから集まるのかはわからないが、
夜中まで騒いでいるような輩はここでは今まであった事はない。
こんなご時世、癒しと自由を求めてキャンプに訪れる人は少なくない。
僕もその中の一人であり、大きなくくりで言えば同じである。
毎年変わらずその場所に訪れる事ができる事は、
本当にありがたいことだと、ますます感じるようになった。
キャンプの醍醐味の1つ、焚火。
木を切って、無駄に焚火をするなんて、二酸化炭素排出して
地球温暖化するじゃないかと言う人もいるが、
木は成長し過ぎると酸素の排出量が頭打ちになるようです。
酸素を多く排出するのは、ぐんぐん成長する過程の木だだそうす。
大きく成長した木は次に成長する小さな木の陰になり、
成長の妨げになったりして、地球の環境自体にはあまりよくないと言われています。
その為に山を管理し、木を切ってその恵みをおすそ分けして頂くのが
営林なのですが、国内ではその事業は衰退し、荒れた山が増えたことで、
環境悪化の一端になっていると言う人もいるようです。
ちょっと面倒くさい話になってしまいましたが、
僕もその恵みをおすそ分け頂き、遊ばせてもらっているのです。
目まぐるしく変わる天候。
夕立が通り過ぎるとまん丸な月が、雲の切れ間から現れた。
それは僕たちが生きる世の中と同じ、
人間の力では遠く及ばないことと同じような気がしていた。
キャンプの夜は、物思いに更けることも少なくない。