毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

酷暑

酷く暑いと書いて酷暑。今年の夏はその言葉の通りであった。

ちょうど帰省中に台風が通過したこともあり、フェーン現象も手伝ってその暑さは天井知らずにも思えるほど。そんな中、待ちに待った雨の予報に心踊らせた。

 

夏の帰省の続きです。

 

久しぶりに雨が降る。午後から明日未明に掛けてある程度の降水量は見込めそうだ。かと言って川が濁ったり、増水したりっていうのも厄介なのだけれども、それはそれで川に変化をもたらすと言う意味では良い傾向である。窓越しに水たまりに雨粒の波紋が幾重に広がるのを横目に、翌日の準備を行う。準備と言ってもリーダーの結び変えと、スナップの結束だけなのだが、こんなこと現地で行っても一緒なようだが、ここ数年老眼が進んだせいで、薄暗い時に細かいものを見ることが年々困難になってきた。なので、1人で行く時は前の晩にスナップは元より、最初に投げるルアーも決めておいて、くっつけていくパターンは多い。

 

先日入ったのと同じ渓に入った。あれだけの雨では川の水位が見てわかるほど増えてはいないし、日照り続きで護岸のコンクリートや大きな石はアツアツなのだろう、未明まで雨が降っていた割には、表面はすでに乾いていた。それでもその少しの変化さえ期待してしまうのは釣人の性ではないだろうか。

 

先日と違うポイントから入ることにした。前回の釣行で下流のポイントはあまり有望ではないと判断。バッサリ切り捨てたと言うところだ。今回入ったポイントも打ち上がって行けばいずれ到達するのだが、ポイントを絞っていくという意味では、時短になる。最近流行りのタイパとかなんとか言うやつですかね。

 

この日は朝から魚影もチェイスもある。ただ、追いきれていないのか、食い気の問題か、未だにヒットはない。そこでここ数年余り使うことがなかった、スピナーに交換した。1箇所で出たわけではないが、立て続けに連発。

やっぱり、汗が流れ落ち、足を川に浸し、魚と遊ぶ。

本当にいくつになっても楽しいもんです。