毎日を明日なきものとして生きる

外遊びの楽しさを探すブログ

釣り

始球式

新元号が『令和』となった少し前、 そんな新元号が何になるのか?なんて予想が飛び交う中、 出来上がったばかりの竿を片手に、 ロッドの作り方を教えてくれた友人の元へ車を走らせた。 河原のネコヤナギも膨らみ、 少しずつ春の様相を見せていく。 前日みぞ…

ロッド完成

僕的なシーズン開始は例年3月の末。 それまでに形にしておきたかったロッドリメイクが、 なんとかかんとか完成。 トレザイトガイドに変更し、スピニングのリールシートを 使ってベイトロッドに変更。 トリガーはちょっと使い込んでから検討することにした。…

ロッドリメイク

とある友人の勧めがあって、 ひょんなことからロッドのリメイクをすることになった。 「ランディングネットが作れるんだから、ロッドリメイクは簡単ですよ」 そんな誘いにその気になって挑戦することにあいなりました。 雪もちらつく2月の中旬。 友人の家を…

新たな挑戦

1年ぶりに会う友人に、ひょんな話からロッドのリメイクを進められたのは、 昨年末のことだった。 なぜそんな話になったかと言えば、渓流に使うベイトロッドが見つからないとか、 そんな話からだったと思う。 その面白さと、それほど難しい物ではないとのそん…

2018年を振り返る記事 ~釣り編の後編~

夏には毎年恒例の遠征へ。 今年は空梅雨で、どこに行っても渇水状態。 いつになく厳しい釣りを強いられることが多々あったが、 それでもそんな時でなければ出会えない魚に、出会う事もあるのだ。 久しぶり そんな言葉が意識せずとも出てくる、そんな魚がここ…

2018年を振り返る記事 ~釣り編~

師走の慌ただしい街に、クリスマスのイルミネーションが彩る。 ようやく12月らしい芯から冷え込むような気温、 こたつにもぐり、今年1年をちびちびと晩酌をしながら、 パソコンに向かう夜。 どんな事を書こうかと、走馬灯のように流れる思い出が、 写真を1枚…

ミサゴ

ある夏の日の釣りの帰り道、 海沿いの道をのんびり車を走らせていると、 白い影が車窓を横切るのが見えた。 大きさといい、そのフォルムといい、 見た事のないとその鳥の行方をゆっくり追いかけた。 丁度車が止められそうな道向こうの木に、その鳥がとまった…

僕の夏休み その2

真夏のギラギラした太陽と、心地よく吹き抜ける海からの風、 田舎の海水浴場は里帰りの家族連れで賑わっていた。 と、言っても混雑とは無縁の、のんびりとした海水浴場。 なんだか子供の頃を思い出すような、夏のひと時。 ごろんと砂浜に寝転ぶと、一面に広…

僕の夏休み

記録的な猛暑、記録的な豪雨と 過酷な気象に覆われた今年の夏。 さんさんと降り注ぐ太陽、白く沸き立つ雲、 軒下のすだれと、涼しげな音を奏でる風鈴と相反し、 鳴き声だけで額の汗を促すような蝉時雨。 そんな日本の夏らしい夏は、時代のように古き良きもの…

夏の思い出と

平成最後の・・・と言うワードをやたらと耳にする。 初の生前退位となる平成は、皇太子が即位するまでに時間がある。 平成を生きたものにとって、この30年余の時間を振り返る時間にもなっているようだ。 西暦で言えば2019年になるだけの話だけど、 日本に生…

夏キャンプ

連日酷暑が続き、子供たちは夏休みに突入する。 何もしなくても汗ばむ中、人々は涼を求めて彷徨う。 昨今、キャンプがブームになっているのは、 この毎年の酷暑にも影響があるのではと思っている。 避暑地と言えば、富裕層の別荘のイメージが個人的には強く…

初挑戦 その2

この日1番の魚が出た事で、足取りも軽く魚止めまで登って行く。 相変わらず反応はすこぶる良いのだけど、 元気な子供たちがじゃれついてくるばかりだった。 魚の反応を見るにはこの上ない状況で、 岩に沿って定位して、流下物を狙っている子たちを観察してい…

初挑戦

梅雨のジメジメとした気候が、初夏に続くプロローグあるならば、 本編(夏)を連想させるには、前置きが長くちょっとダルく感じることもある。 来る夏に向け、この時期(梅雨)も大事であることは十分承知であるものの、 1日中降り続く雨に、少しアンニュイ…

フック

釣りだからと言う訳でもないが、趣味を長く続けていると、 ある種の『拘り』と言う部分が芽生える事がある。 釣りにおいて言えば、魚を釣るのみだけでなく、 季節や自然に密接に関わる繋がりを知る。 道具への拘りもそうだ。 これで釣りたい、この釣り方で釣…

春の遠征 続き

最上流部の折り返し地点で、ようやくこの日の1尾にたどり着いた。 よくよく考えてみれば、今シーズンの初魚でもあったのだけど、 それに気づいたのは家に帰ってきてからの事だった。 これが何を意味するかと言えば、その日の初魚で浮かれている状態。 その…

春の遠征

今年も待ち焦がれたこの季節がやってきた。 渓の解禁より遥かに待ち遠しく、この遠征こそ僕にとって 本当の意味での解禁と言っても過言ではない。 いや、それはちょっと言い過ぎたかも。 何にしても楽しみであるという事は確かなのだ。 早朝の渓までの道は、…

始球式

郷では桜が咲く頃、渓の解禁から1か月余り経とうとしていた。 消化しきれない年休を、最後のあがきとばかりにねじ込んで、 今年の始球式に出かけた。 向かった先はシーズンインに訪れる本流。 その年の初めにこの本流でシーズンインするようになって、今年で…

四万十の魚

ランディングネットのオーナーさんから、写真が送られてきました。 季節は秋と言うのに、多忙なオーナーさんは遅い夏休みを利用し、 南国土佐の日本が誇る清流、四万十川へ釣行の遠征に行ったそうです。 スタイルに拘らず、釣りに対する自分なりの基準で、 …

最後の渓

朝方の涼しさで、季節の移り変わりを感じるようになると、 渓の釣りの終焉がすぐそこまで近づいている事を意味する。 毎年、夏の遠征の後は渓から足は遠のくのだが、 今年の渓を締めくくるべく、最後の渓に向かった。 現地に到着し、車のドアを開けると、そ…

釣果の便り

ランディングネットのオーナーさんより、 釣果の写真を送って頂きました。 まずはカワムツ 全国的にいる魚らしいですが、 僕の地元の川では、釣った記憶がありません。 もしかしたら、当時魚種を気にしていなかっただけかもしれませんが、 あまり見ない魚で…

大人の夏休み その4

最終日、翌日は帰路に付き、 その数時間後には現実の世界の住人に戻る。 何をしようか迷った挙句、先日の川へ身をゆだねることにした。少し遅めの朝、薄曇りの空が明るくなっていく。 前日の夕方に降った雨の影響か、水位は若干上がっているように感じた。 …

大人の夏休み その2

ようやく念願の夏ヤマメに出会う事ができて、 ほっと胸をなでおろし、渓相や濃い緑が空の青に映える、 遠くの山々を眺めながら水分補給をする。 釣りは常にイメージ通りではない物の、 渓相を装うその景色は、その時々で記憶に残るものである。 上流に向け進…

大人の夏休み その1

夏は刺激的であり、そして儚い季節。 子供の頃の夏休み同様、大人になった今でもそれは同じ ワクワクする気持ちにさせてくれる。 特に外遊びの好きな僕にとって、夏は行動範囲や、 やりたいことが広がる季節でもある。 そんな短い季節に思い出を詰め込むべく…

身近な川

地元に流れるいくつかの川、 子供の頃はよく釣りをしていた中流域も、 環境の変化と共に魚が居なくなったのか、 釣り自体の流行り廃りの問題なのか、 釣りをする人をほとんど見かけなくなりました。 自宅から歩いて行ける距離に、川が流れる環境があるだけに…

魚を探す

今か今かと入梅に突入するのを匂わせる天気予報に、 貴重な週末の晴れ間を何に使おうかと考える金曜の夜。 山も良いけど、以前より気になっていた、 あまりに近い水系の原流域、ふと思い出してすぐに準備を整え、 翌朝の明け方には、水辺に立っていた。 そん…

海の釣り

家から海は遠く、海に行けるのは年に数度。 数少ない海の釣行はいつも楽しみである。 季節によって対象魚が変わり、また潮と言う要素も加わって、 より釣りを複雑にさせる海は、淡水の釣りとはまた違った難しさがある。 今回はお供を連れ、防波堤に訪れまし…

遠征 その2

久しぶりの渓で、魚との出会いに足取りも軽く、 さらに上流へと進んで行く。 この渓は切り立った崖に阻まれ、水辺へのエントリーポイントが少ない。 一度水辺に降りると、かなりの距離を戻ってこなければならず、 ポイントの選択をより慎重にしなければ、 時…

遠征

年に数度、地方へ遠征に行くのが、 ここ10年ほど恒例になっている。 遠征には色々な目的があり、 それは釣りだけが目的ではなく、 他の要素があるからこそ、釣りの思い出も 際立つものになると思うのである。 仕事終わりに車のトランクに荷物を詰め込んで…

嬉しい便り

竹ランディングネットのオーナーさんより、 嬉しい便りが届きました。 魚も去ることながら、写真が美しい。 いつも写真をいただいては、自分が釣った魚のような 嬉しさが込み上げます。 網の色と、サビの入った魚の色合いが とても良いですね。 これから春の…

親友と釣り

季節外れの寒気に、開花を控えた桜もたじろいだ3月の末。 5年ぶりに転勤離れていた友人と、久々の釣行となった。 雪をちらつかせる早朝の集合場所、 そこは転勤前のその友人とよく待ち合わせた駐車場。 しばらくぶりの駐車場はだいぶ様変わりしていたものの…